日本での正式名はコモドオオトカゲと言われているようですが、体長が3メートル弱の肉食で、名前の由来はジャワ島の東の方にコモド島というところがあって、そこに多く生息していたからのようです。

 

ジャカルタの現地会社にいた日本人の上司が、コモド島にコモドドラゴンを見に行った話をしていましたが、なんでもコモド島へは週に一便くらいの船で行き、島には怪我をしている人や生理中の女性は上陸できないと聞きました。理由は言わずもがな、コモドドラゴンは血の匂いを嗅ぎつけて人ばかりでなく、水牛などの動物も襲う凶暴なトカゲだからです。

 

だいぶ昔ですがスラバヤ動物園にコモドドラゴンがたくさんいると聞いて、スラバヤに寄った際に動物園へ見に行ったことがあります。ちょうどご飯時で飼育員が餌の肉を投げると、大きな体にもかかわらず俊敏に地響きさせながら、駆け寄り肉にむしゃぶりついていたのは迫力満点でした。

 

このスラバヤ動物園のコモドドラゴンが最近少なくなった、という話をあるインドネシア人から漏れ聞きました。スラバヤ動物園は東南アジア最大の動物園と言われているのですが、昨今いろいろな問題が出て多くの動物が死んで減ってしまっているとのことです。

 

コモドドラゴンはスラバヤの動物園だけでなくジャカルタの動物園にもいるようですが、私はソロの動物園に行った際に1匹見つけました。あまり大きくなくまだ子供のようで(下の写真)そんなに凶暴な感じは受けませんでした。

 

(@ソロ)

コモドドラゴンのような大きなもの凶暴なものでなくて、体長1メートルくらいのトカゲは郊外のゴルフ場や公園などでよく見かけました。彼らは人間の姿を見ると一目散に逃げてしまいます。考えてみれば凶暴なのはむしろ人間の方なのかもしれません。蛇やワニ、トカゲの皮を加工した財布やバック、物入れはインドネシアのお土産屋さんにたくさん並んでいますからね。

 

余談ですが私が考えた早口言葉です。3回続けて早口で言えますか?チョバ(試して)

「こどものコモドドラゴン、こどものコモドドラゴン、こどものコモドドラゴン」

 

(@スラバヤ動物園)

 


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