オススメの本<<田辺聖子の小倉百人一首>> | カキューンの野望

カキューンの野望

Dance,Choreographer,Organizer,,,
そしてStudio ENTRADA代表
KaQのブログです。
イベント・舞台等の開催情報や出演情報などなど。

 

 

今日ふと、

 

こんなことになっていても春はいつもと変わらずに訪れる

 

のような内容のコメントをSNSで見ました。

 

そして、「それってなんか百人一首の世界観になかったっけ?」

って思い立ちましたので、

こちらの本の紹介をしたいと思います。

 

もう10年以上前に、ダンスのネタを探していて、

日本の伝統文化である和歌の世界を知りたくて、

始めて手にとった百人一首の本です。

和歌の世界も1000年も昔の世界のことながら、

描かれているのは今と変わらぬ自然だったり、

恋仲や、人の心の移ろい、など、

現代と共通した部分がたくさんありました。

改めて読んでみて、本当に衝撃を受けたものです。

 

また、この本を読むと、伝えられてきたのは和歌そのものだけではなくて、

そこにまつわるエピソードや人物、当時の政治や歴史に至るまでが、

連綿と受け継がれてきたことがわかります。

 

いろいろと大変な状況ですが、

空いた時間で1000年前に思いを馳せるのもまた一興!

学校の古文で習っただけ、という人はきっと楽しめます。

ぜひ読んでみてくださいね(^^)