◆KaQのタンゴへの道 「野合の思い出」
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今回は全然タンゴとはつながらない話、
寄り道です。
花散らし=野合というびっくりな意味があったのですが、
この「野合」もなんのことやらかもしれませんね。
でも、僕が高校一年生だった頃のクラスメイトは
みんな知っています。
クラス担任でもある国語の先生が教えてくれました。
「
昔はね、「野合」ってのがあって、
収穫の後とかでお祭りをするじゃない。
そうなるとその後に野合が始まるのね。
まだ相手のいない男女がそれぞれ相手を見つけて
暗がりに消えていって、、、
昔はそうやってみんな夫婦になっていったのよ~
」
授業中です(笑)
先生はちなみに女性です(笑)
そのあと話がどう展開していったかはちょっと覚えていませんが、
とにかく古文の授業だったんですよね。
そして中学からあがったばかりのウブな自分たちにとっては、
さっそく大人の洗礼を浴びせかけられたわけです。
その時の衝撃とそれを語る先生の嬉しそうな顔は
今でもしっかり覚えています。
今だと不謹慎だと騒がれそうですが、こういうところにこそ、
人生の真実があるのかもしれませんね~。
タンゴも、元々はBsAsのボカ地区の歓楽街から生まれて広がっていった踊り。
人類が古くからやっていた営みをより洗練された形でやっているのかもしれません。
踏み外したところから、最後はタンゴの道に戻れて良かった。
めでたしめでたし。