3D吹き替えで見ました。
冒頭のお人形さんがチクチクと縫われていくところからすでにワクワク・・・
さすがストップモーションアニメ
質感がすばらしいですね。
糸のぬくもり、針のするどさなどなど・・・
「ナイトメアービフォア・クリスマス」のころよりも動きがなめらかというか
フルCGアニメとかわらないほどの動き。
これ撮影するのにどんだけかかったんだろうと
思ってしまいます。(4年かけてるそうです)
コララインの顔だけで20万通りとかパンフにありましたけど、
どのくらいすごいかは
こちらから→
こういうチマチマしてて
根気いる作業だいすきです。(^^)雇ってください。(爆)
撮影現場行ってみたい!
引越ししてきたばかりのコララインは退屈。
両親は仕事でいそがしい。
しかも新しい家はなんとも古ぼけた屋敷。
そんなコララインは目がボタンになってる自分とそっくりの人形と
壁のちいさなとびらを発見する。
そこに入ってゆくと自分の家なんだけど
ここではママもパパもやさしいんです。
普段はいつも邪魔ものにするくせにね。
そしてなんでも叶う世界。
いろとりどりなお菓子やたべもの・・・
でも目がボタンなんだよ、ボタン・・・・
上沼○美子似のお母さん、やさしいけど不気味。
*○沼さんのことはだいすきです(^^)*
それにサーカス団もあやしすぎでしょ(笑)
ちょっと頼りないワイビーと
黒猫もいいキャラですね。
ボタンの目って不気味だった。
ミッフィーちゃんやキティちゃんだとかわいいけれど、
人間の皮膚にあのバッテンでボタンをぬいつけるという
イメージがこの作品の一番のダークさと怖さだと思いました。
それにボタンの目では表情がわからないという
怖さも・・・
くるくる表情のかわるコララインとくらべるとよりいっそう・・・
自分はたぶんここんちの子じゃないはず。
別なパパとママがいて、こんなおうちにすんでこんなもの食べて・・・・
こどものころって
こういうダークな妄想もしてしまうよね。
そんなこどもの目線、
そしてほんとならどんなことでもかなえてやりたいが、
そのために仕事に追われたり、
理想と現実のギャップにふうふういってる親の目線、
両方から見ることができました。
監督のヘンリー・セリックのことばを借りれば、
「不思議な国のアリス」+「ヘンゼルとグレーテル」
ファンタージーって暗くダークな世界ですよ
痛みもあれば苦痛もないとめあーでしょう。・°・(ノД`)・°・
冒険がおわったあとはコララインはぐんと成長する。
殺風景な台所や荒れ放題のお庭も
輝いてみえてくる。
ナイトメアでおなじみのモチーフもそこかしこに出てきて
ほんとお楽しみがいっぱい!
原作もよみたいな。
¥1,785
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