先週3月20日、子宮内容除去術をしました。




主に自分が後で見返すための記録ですが、
もし、こんな辺境のブログに同じ手術をする方がたどり着いた時に、
少しでもお役に立てることがあればいいなとも思いました。

なにせ初めてのことで不安だらけだったのでショボーン





良ければ、
3月18日、19日のブログも見てください。

リアルタイムで書いたのでややバラバラ感はあるけど、20日に辿り着くまでにも色々あったので‥









猫しっぽ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫からだ猫あたま









18、19日の診察で、GSらしきものが見えたため経過観察でした。

20日の朝、9時に採血し1時間後の10時に内診。

そこで、

「GSに見えるものの大きさがあまり変わってないこと」
「hcgが前日と比べて微増だったこと」

から、
おそらく子宮内にいるけれどうまく育っていないだろうということで、
子宮外妊娠の可能性を否定するためにも子宮の中を空にしたいと言われました。




前日に退院したばかりの場所に再度入院です。




まず、外来の内診台で子宮頸管を拡げる処置ですが、処置する前に家族に電話した方がいいと言われたので
「3時ごろの手術になる」と旦那に連絡すると、すぐに会社を早退して荷物を持って来てくれるとのこと。ありがたい。

前日退院した後もちゃんと荷物をまとめておいて旦那にもわかるようにしておきました。


星持っていった荷物をまとめて後で記事にしておきます。






前回の先生からは
「痛くないけどたまに痛い人もいる」
と聞いていたのですが、

安心欲しさにまたうっかり先生に
「痛いですか?」
と聞いたところ、

「痛いです」
と言われてやや恐怖。

先生によって言うことが違う〜〜おばけくん




実際は、
一度「うーっ」と声が出るほどのズンとした重い生理痛のような痛みがありましたが、
これは痛みレベル10段階のうち4くらい。
大したことないグッ




入り口が拡がるにつれて痛みが増すのか聞くと、
「入れる時が一番痛いから大丈夫」
とのこと。
実際、その後は違和感もありませんでしたグッ









11時、車椅子で病棟に連れて行かれると、
抗生剤を飲まされました。

お部屋で一人になってから、
バッグに眼鏡を入れておいたのでコンタクトを外して眼鏡にしました。
そして用意された手術着に着替えます。




前日21時から絶飲食だったので点滴をして待機です。

点滴の針、最初は左腕に刺したんですがうまく入らなかったみたいで、手の甲にやり直しをされましたゲッソリ
点滴って採血より痛いですね、知らなかった。

しかも最初に刺した方は後日内出血しましたえーん
多分ぎゅっと押さえてなかったからだな。




旦那が到着したので荷物を確認したり、大量の入院手続き書類を(旦那が)記入したりして時間をつぶしました。

それにしてもこの入院書類、なんだかんだで10枚くらいあって、本気で「馬鹿じゃないの」と思いました真顔
せめて2,3枚にまとめとけよっ真顔




1時頃、母も来てくれて、
3人でワイドショーの桜の開花予想など見ながら過ごしました。




読みかけの小説も持ってきてくれてたけど全然読む気になれずです。
点滴のチューブが邪魔だったのもあるし、とにかく緊張してました。


途中何度か看護師さんが検温と血圧を測りにきます。




ちなみに病院では常に37度台でした。高い。
手術の直前には37.7で、
「緊張してるからかなぁ」と言ったけど
「だとしても少し高いかな」と言われてへこむ。

看護師さん、言い方!言い方あるよ!


後で旦那から、
ナースステーションで
「〇〇さん(わたしのこと)37.7だけど大丈夫かな?」「やるしかないよね」
という会話をしてたと聞いて「ゲッソリ」となった。

看護師さん!会話!会話家族に聞こえてますよ!




‥逸れました。




予定を1時間過ぎた午後4時、
手術室へ向かいました。




点滴をしながら車椅子で運ばれて、
手術室の入り口で紙の帽子を被された姿が我ながら重病人ぽくて、なんだか笑えてしまう。




あ、手術室まで眼鏡をかけたまま向かえました。




手術室の入り口で名前と生年月日と患者ID?を口頭で確認し、振り返って旦那と母に手を振りました。

なんだか、あの世とこの世みたいに思えて、
自動ドアがしまってから
無事に戻って来れるのかなぁと少し不安にショボーン


わたしは手術自体が怖いんじゃなくて、全身麻酔が怖いんです。
ちょっと前に、麻酔で目が覚めなくなってしまった人のドキュメンタリーみたいなのをテレビで見てしまって。





手術室は、ドラマでよくみる感じ。
綺麗な広い部屋の真ん中に小さな台があって、
いくつものライトが真上にあります。


眼鏡をとってそこに横になって、
温めたタオルをかけてもらいながら
手術着を脱がされます。




麻酔の先生が顔を覗き込んできて
最後に飲食した時間を確認してきたので、
(病室でも看護師さんに何度も確認されます)

「前日21時から飲み食いしてないこと」
「さっき抗生剤を飲むときに二口水を飲んだこと」
を伝えました。




3人くらいでカチャカチャと準備をしているのを聴きながら、

ようやく、

赤ちゃんとお別れするという事実に向き合いました。




土壇場もいいところです。
初めての全身麻酔が怖くて、それまでその恐怖が心を占めていた。
こんなに身勝手だからお母さん失格だって赤ちゃんに思われちゃったのかなぁ。




涙がポロポロこぼれてきたのでタオルで拭いてくれました。

「大丈夫よ、大丈夫よ」
と言ってくれたけど全然大丈夫じゃない。
またうまく育ててあげられなかった。




そんなことを思っているうち、
痛いとも冷たいとも眠いとも何も感じないうちに、意識を失いました。












ふと、大勢の人がいる場所にいる夢を見ていたな、と思いながら目を覚ましました。

「終わりましたよ」と言われて目を開けて周りを確認すると、4時50分でした。

結構すぐ終わったな、と最初に思いました。




意識はあるもののぼんやりしながらストレッチャーで部屋へ戻りました。




病棟のロビーで旦那と母が待っていて、
「お疲れ様」「がんばったね」と声をかけてくれたので、「うん」と応えました。




ストレッチャーからベッドに移されるとき、

「看護師さんだいぶ華奢だけどこんな重たいわたしをスムーズに移せるのかしら」

なんて余計なお世話なことを考えたり。
実際めちゃくちゃスムーズでした。




点滴、酸素マスク、おしっこの管、足首から下に血栓予防のポンプが、いつのまにか装着されています。




この装着物、
数時間後にめちゃくちゃ怖くなってパニックを起こすんですが、この時はまだぼんやりとしているのであまり気にならない。




ぼんやり起きたり話したり手を握ってもらったりしてるうち、
母は30分くらい、旦那は1時間半くらいで帰って行きました。




30分〜1時間おきくらいに看護師さんがやってきて、
検温、血圧、胸の音、おしもの出血
を確認しにきてくれました。




続く。