皆さんの学生時代の成績はどうでしたか?
高校生や大学生で成績が変わった、という人もいるのではないでしょうか?

高校生に求められるのは、問題を早く正確に解く力、つまりマニュアル力です。

ただ、それは高校生の間だけです。
大学に入学すると、高校生に求められた力、マニュアル力から考える力へと要求される力が変わります。

その後(大学院や企業)でも重視されるのは考える力の方なのです。

ただ、マニュアル力を批判するつもりは一切ありません。むしろ、ここでいう考える力には基礎部分であるマニュアル力が必要になってきます。

つまり、マニュアル力という土台があり、その上に考える力が存在する、というイメージになります。
かの有名なピカソも抽象画を書く以前は細密画の天才とも言われていました。
基本をすっ飛ばして応用が出来る人はほとんどいません。

ただ、このマニュアル力に固執してしまえばしてしまうほど、脳は考えることをやめてしまいます。

前置きが長くなりましたが、タイトル通り”考える力の鍛え方“をお教えしていきます。

現在、世の中で求められている考える力、もう少し厳密にいうと「自ら考え、創造する力」は下記の3つの要素からなります。

1、問題を見つける力:常識だと考えられているところに疑問点を見出す力

2、解く力:克服すべき問題点を整理・分析・解析し答えに至る力

3、諦めない人間力:目に見える成果がでなくとも、諦めず、根本的な解決・問題の答えを見つけるまで粘り強く考え続ける力

では、これら力別に鍛え方を見ていきます。

1、問題を見つける力

私たちは無意識のうちに毎日、たくさんの疑問を抱いています。まずは、脳が疑問を持っているんだ、という意識を持つことが大切です。

これを問題意識と言います。
この問題意識を他の人、または自分とのは対話から煮詰めていくことです。

こうして自分と対話することで、「漠然とした分からない状態」から、「何が問題なのかは理解しているが答えがわからない状態」にまで持っていくことができます。

もし見つからない場合は情報収集をしましょう。
ただし、ここでは答えを探さないようにしてください。すでにインターネットに掲載されているような情報にはあまり価値はありません。逆説的に考えるのです。
つまり、アイデアのタネを求めるのではなく、すでに誰かが行ったことを確認するために行います。
さらに、ここで調べた情報は理解したら捨てましょう。わからない部分が明確になります。

また、見つかった疑問はメモしましょう。メモは常に持ち歩きましょう。そしてこのメモは必ず簡潔に自分の言葉で書くようにしてください。


2、解く力

大まかな流れとして
1、問題の設定
2、類型化
3、要素化
4、各要素の問題解決
というようになります。
問題を細分化して一つづつ解決していく、ということですね。

また、面白い問題解決方法をご紹介します。
「キュリオシティ・ドリブン(curiosity driven)」です。これは、目標に向かって最短距離で進むのではなく、ゴールとは一見関係なさそうな方向に、好奇心のおもむくままに進む方法です。これは目的に縛られない自由な発想ができるのが特徴です。実際にニュートリノの発見もこの方法で発見されています。
Google社にも、業務に関係のない分野に費やして良いという20%ルールなるものが存在しているようです。


3、諦めない人間力

自分の決めた問題に長い時間を費やして諦めずに考え続けることで考える力が自然とつきます
答えがすぐにでないような課題に時間と労力をかけるのは非効率ではないのです。
辛い、苦しいと感じている時こそ自分の能力が伸びている瞬間なのです。そのテーマを自分で見つけ出し、長い時間をかけて労力を費やし考える。どうですか?少しワクワクしてきませんか?自分の好きなこと、そして独自の競争相手の少ないようなテーマを選ぶことがポイントです。
ただ、闇雲に進むだけでは答えにたどり着けない場合があります。そんな時はスタート地点に戻ってみるという勇気を持つことも必要になってきます。一度、初心に帰って見てみることで全体像が見えてきて、問題解決の突破口となりうるかもしれません。

また、これはよく言われることですが、失敗は成功の母ということを本当に深く理解してほしいと思います。ただ落ち込むだけでは本当に勿体無いですし損ですよね失敗から何以下を学び取ろうとする前向きな意識さえ持っていれば失敗など怖くありません。ただ、この意識を持つことを常に念頭に置いておいてください。

答えの出ない苦しさを感じたら、ひらめきはすぐそこまできています。

途中で情報を理解したら捨てる、とありましたが当ブログの内容も皆さんが考えるヒントにしていただいた後は捨てていただければ幸いです。