筋感覚ってご存知の方はいらっしゃいますか?文字通り筋肉の感覚です。
人間には視覚、聴覚、嗅覚、味覚、触覚の他に、筋感覚があります。人の感覚は五感だけじゃなくてもっともっとたくさんあるってことです。
筋肉をどれくらい動かしたか、という感覚は無意識の動作や、暗いところ、お腹など体の視界に入らない部分を動かすときにやくにたちます。これが磨かれるのは、ダンサーとか歌手とか、そんなイメージがありますが。
絵を描く時にも筋感覚は重要です。
目をつぶって描く訳じゃあるまいし。確かにそうですが。
例えば、ドローイングなど瞬発力が要求されるような描く動作は、目で確認しながら手を動かすと、スピード、線の勢いが落ちてしまいます。
具体的には、絵をダンスのようなものとして捉えるとします。
振り付け1つ1つが線をひくワンストロークとしましょう。ダンスの場合、振り付け1つが終わったらいちいち台本(?)見て次の動作を確認するでしょうか?絵ではそれができてしまいます。完成さえ良ければ途中でどんなに止まってもいい。だが果たして本当にそうか?
時間はちゃんと進むし、時を止めている訳ではありません。また、人間の集中力には限界がある。だいたい15分から20分と言われています。
せっかく描き始めたのになんだか気分が乗らなくてやめちゃった、あるいは、イメージがふと浮かんで、書きだそうとしたのに、描いてる途中で分からなくなった、そんな経験はありませんか?
様々な原因があると思いますが、時間が足りなかったり、体がついてこれなかったことが大きな原因でしょう。
●描くスピードを速くすれば浮かんだイメージを捕まえることができます。
●手が思った通りに動けばやり直しや修正が減り、ストレスが減ります。
この2つを達成するには、視覚からの情報だけでは不十分だと考えます。筋肉がどれくらい動いたのかを感覚的に把握しつつ描いていけば、手を止める回数が減り、もっと気持ちを込めて描くことができるのではないかと言うことです。
極端に言えば、目をつぶっても描くことができれば、描く動作にもっと集中できると思います。
目線は筆先ではなく、画面全体。
意識は体の中の筋肉。
意思は描く内容。
こんな感じで描くとうまく行くことが多いと思いますがいかがですか?
ありがとうございました。
(ちなみに僕はダンスも歌も全く出来ない)
言いたいことがわかった方もわからなかった方も、ぜひともコメントお願いします。