彼らは大きな成功を経験し、24時間を割いて活動し、絶え間ない周囲の視線を感じて生きていく。
歌謡界でビッグバンというチームは、巨大な船であるが、その船が運行しなければならない所は彼らさえ一瞬にして飲み込みことができるほど巨大で絶えず揺れ動く海だ。
彼らがどんなにしっかり重心を取って進んでも、世界の巨大な台風は、いつ彼らを飲み込むかわからない。
だから、ビッグバンのメンバーたちはインタビューで彼らの人気ではなく、彼らの幸福を、他人が見る彼らでなく自ら眺めた自分自身の内面について語った。
皆が頂点だと話す時、どのメンバーは大変な時間を過ごしていたし、どのメンバーは最も大変な瞬間に自ら答えを探していっていた。
そしてテソンは‘Fantastic Baby’で指を空の上を伸ばした。
その時彼はどんな気持ちだったのかは誰も知ることができないだろう。
ただ彼はステージに上がり、多くの大衆の前で曲のハイライトをこなした。
そのステージに上がるまで、大衆の前で力強く歌うまでテソンが過ぎた時間に対して静かに、そして止めずに話した。
"僕の夢は"幸せを与える歌手"になること"

活動を終える気持ちがとりわけ特別だと思うが、どのように整理出来るだろうか?
テソン:昨年たくさんのことがあったので今回の活動に対する負担感が多かったのが正直なところだ。
この時点で活動を始めても大丈夫なのか悩みも多かった。
ところが心配に比べて、チームとして非常に多くの愛を受けたし、今になって振り返ってみると、多くのことが、最終的には、我々のメンバーを団結させてくれた経験だった気がする。
だから今まで活動していた中で一番幸せなアルバムだったと言いたい。
特に"Blue"は、雪解けの感じだが、個人的な状況を考えると歌を歌う気持ちが格別だったようだね。
テソン:歌を歌いながらステージでは、私的な感情や個人的なことを融合させない方なんだ。
歌に忠実だったので確実に自分の感情を表現するより、"Blue"の寂しさと孤独を歌おうとした。
もちろん、どうしてもこれまでツラかった時期と孤独な時間があったので無意識のうちに僕の見解が反映されることはあったけどね。
ステージでは完全に歌にだけ没頭することができるようになった?
‘Fantastic Baby’では指を伸ばして堂々と視線を集めるパートをこなしたりもしたが。
テソン:正直まだそんなに平気で活動をすることはできない。
それでもステージでは、感情に素直になろうと最大限の努力をし、歌を歌いながら楽しければ、その楽しさをオーバーではない線でそのまま表現しようと努力をしたよ。
ステージの上でのテソンの感情が存在するわけだが、そのように表現することが活動初期から簡単ではなかったようだね。
テソン: "ALIVE"アルバム活動をする前のYG 15周年コンサートのステージに上がる時は本当に心配が多かった。
あまりにも怖くて兄たちにファンの顔をまっすぐに見られないくらいだと言うほどだった。
自分自身がとても恥ずかしくて、来られた方に申し訳なかったけど実際にステージに立って歓声を聞くと、観客たちを眺めるしかなかったよ。
このように応援をしてくれる方々の視線をどのように避けようかと思って。
そのとき僕はまたステージに立って活動できるという勇気をたくさんもらったよ。
今ももしかしたら僕の姿を見て眉をひそめる人がいるんじゃないかと瞬間心配になるけど
そのたびにステージでは、可能な限り自分の感情に充実しようとするんだ。
他の人々の視線と自分の感情の間の掛け合いを見つけることがカギだっただろうね。
そうした点で明るく希望に満ちた "翼"は、ただのソロ曲という理由に関わらず重要な歌だったね。
テソン:作業しながらジヨン兄がたくさん助けてくれたよ。
以前にリリースしたソロ曲が物静かなスタイルであったけど今回だけはそんなジャンルを歌いたくなかったんだ。
状況も状況でったのでスローな歌を歌えば聴く人々が歌自体ではなく、自分の状況に集中するようで避けたかった。
そしてちょっと恥ずかしい話だけど、元々僕の夢は "幸せを与える歌手"になることだった。
歌手がなってからもずっと無限大の努力をしていくことができる夢なので、いつもそんなことを考えてきたが、‘翼’を通じても聞く人たちに希望を与えたいという話をジヨン兄とたくさん交わした。
ただ、良くない事を経験したからもう一度活動できるチャンスがあるならば人々に少しの間でも勇気を与えることができるようにもっと熱心に努力したい気持ちだった。
だから、歌詞だけでなく、声もベストを尽くそうとしたんだ。
"ステージの楽しさを、今回初めて知ったよ"

そのせいか、アルバム全体的に声が以前より堂々とした感じだね。
テソン:今までステージ上ではとても肩身の狭い方だった。
デビュー初めのステージで10回のうち8回声の裏返りの事故が起こった。
当時ビッグバンは他のアイドルと差別化された実力派グループとプロモーションをしていたので僕はそれをすべて台無しにしてしまってチーム会社に泥を塗った気分だった。
その時できたステージ恐怖症が続いていたんだけど、今回の活動をして恐怖ではなく再出発できるという感謝と喜びが大きかったんだ。
だから、気にせずステージに上がって、声にも自信が出てきたんだと思う。
‘チェミオプソ’を歌う時はどうだった?
自信に余裕まであって表現可能なステージだったが。
テソン:特に決まった枠がない歌だから各自の解釈に任せるステージだった。
振り付け自体もサビ程度だけ決まっていたので、最も中心となるテーマに加え、各自の思いを自由に反映したんだ。
だから、よく見るとめちゃくちゃだ(笑)
そんなステージが面白いですね。
それがビッグバンの魅力じゃない。
群舞を見せるというより、それぞれの方法で遊んで作っていくスタイルだ。
テソン:メンバーら各自の個性が強いからお互いの解釈が違ってそれなりの楽しさがあるようだ。
そして歌手がステージで面白くてこそ聞く人も面白いんだけど、僕たちも自由なスタイルが気楽に感じることもあってね。
だけど、事実を告白すると僕たちもアルバム準備を始める時はいつも"今回は刃物のダンスグループだ!"という意志で出発する。 (笑)
今回のアルバムも僕たちの間で刃物ノダンスグループを見せるタイミングだと思ったけど実際にやってみるとやっぱりこういうスタイルで出てくるようになったんだ。
かえってビッグバンの自然な姿を好んでくださって良かったです。
今回の活動を通じて得たことはどうしても舞台での面白味を回復するということだっただろう。
テソン:ステージの楽しさは、今回初めて知った。それまでは、怖いだけだった。
特に放送の時は多くの人が見るから、無条件に上手にしなければならないという負担が大きかったし歌手生活をする限りずっとステージに上がらなければならないからいつもプレッシャーが大きかった。
今回の活動こそが見守る人々のプレッシャーが最も大きかったでしょうに。
テソン:活動をしない時にこれから何をすべきかたくさん考えた。
これから永遠にステージで歌を歌うことができない場合、僕に出来ることが何か悩んだけど何もなかったんだ。
勉強を他の人々より一生懸命してなかったし運動も上手ではなくて、別にすることがなかったので
再び活動を始めたときの感謝は大きかった。
他の心配は忘れざるを得なかった。
そのような部分で海外ステージでは緊張感がちょっと違うようだね。
テソン:どうしても海外で公演を行うときは、ステージに上がる前に自己催眠をかける。
事件について外国の観客たちは誰も知らないと。
性格が単純なので催眠をかけるとすぐに信じる事が出来るおかげで、そのような方法で自信をたくさん見つけるんです。
"性格の強いメンバーたちは僕によってバランスが良い"

そのように公演をしながら、海外からの肯定的なフィードバックをたくさん受けていますが、活動の規模が世界的に大きくなったことを実感している?
テソン:そのような反応が実際に僕たちの心構えに大きな影響を与えることはない。
ありふれた答えだが、誰が言おうが僕たちは僕たちがすることをすれば良い。
国と環境に応じてステージの雰囲気は変わるかもしれないが僕たち々の声は同じだから。
僕たちがしたことを見せて僕たちの方式で海外の観客が楽しんでくれれば良いと思う。
今回のワールドツアーは、バンドの構成もそうだし色々と本当に良いチャンスだった。
それで反応を離れて僕たちが最初に本当に楽しくなって活動をする部分もある。
公演を思うとすぐに他の国の舞台に遊びに行きたい。
遊びに行くという表現が印象的だが、成功よりは幸せの確信が重要な時期であるようだね。
テソン:幸福や愛はそれをたくさん持った人が分け与えるものじゃないかな。
自身を愛することができてこそ他人も愛することが出来ると本で読んだけど僕は本来そのようなタイプではない。
"ゴジビョン"という声を聞くほどに、自分をずっとけなすスタイルなので、限りなく自身にムチを打つから自信さえなくなったと言うか...
今になって愛と幸せについて少しずつ知っていくところなんだ。
今回の活動を通じて自身を愛することになったようだね。
テソン:愛まではなくて、僕に関心程度は持つようになった。ある程度自信は取り戻した段階だよ。
芸能活動やステージを見たほとんどの人々にテソンは一番明るく、ポジティブなメンバーだったはずなのに、一人であまりにも長い間悩んでいたことが驚きでもあるようだ。
テソン:デビュー初めから続いたステージ恐怖症もあったし、とても幼いころからご両親が常に己惚れるなと教えてくれてカメラ外ではずっと萎縮していた。
謙虚でいなければならないという話を延々と聞いて育ったので、学校で褒められても自惚れはやめようと念を押すほどだった。
そんな性格なのに特に自信が強いメンバーたちに出会って簡単ではなかっただろう?
テソン:適応が必要なことはした。 特にスンリを見て。 (笑)
自信が100%ある子なので僕ととても違うから放送では僕たち二人はぎこちないという話が出たりしたんだ。
今、スンリとは兄弟のように本当に良い間柄で見て学ぶ点も多い。
あの子のああいうは僕に必要な部分だと気付かされたり。
二人の中間点を見つけるようになったが、スンリがいなかったらこんな風にまたステージに上がれなかったと思う。
態度だけでなく、さまざまな部分で性格が変わったようだが、デビューの頃のテソンと今の自分はどれくらい別人?
テソン:6年前の僕は暗い子供だった。
ダンスも会社に来て初めて習ったし他の人についていくのに汲々としたのでいつも顔色を見るのに忙しかったし、自信もなかった。
今も他の人といると僕は失われるようだ。
自己主張をしないからなのか、人の言うことをすぐ聞くけど、このように出来るだけ合わせながら生きるのが僕に合っていると思う。
メンバーたちみんな性格が強いから僕と交わるのが良いんだ。
そして今は、これから僕がしていかなければならならないこともあって、好きなことをハッキリ表現しなくても僕が分かっているから大丈夫だ。
そんな今のテソンにとってビッグバンはどんな意味?
テソン:ただ、すごくよく合う青年たち。
音楽を本当に面白くする5人の青年が団結したグループ。
他の言い方をすれば今はメンバーたちが幼友達より親しい関係だという気がする。
このようなチームに出会えたことがとてもありがたくて、もう7年近くになったけどこれからもずっと同じ思いで音楽をするチームだと思う。
本当に好きなんだ。