息を引き取った瞬間から、お通夜・葬儀の時も出棺・骨上げの時も、
悲しいのは悲しいけどさほどでは無く無人の部屋に入っても寂しくはありません。
予想通り還暦も近くなるとこんなもんか

と思っていたのに驚くほど泣けるのです



あまりにも突然だったし、お通夜から今になっても忌の際の事を聞いてくれます

普段は落ち込む事も無いのに、私の知らない母の知人の前でも大泣き




最期に髪を撫で、『頑張ってくれたんやね

ありがとう
もうゆっくり休んでくれてもええんやで
』声に出して言えた事は満足しています

でもその直後、それを聞いて安心したかのように、眠るように息を引き取ったのを思うと、
あんな事を言わず『もっと頑張れ
』と言えば良かったのではないか
金の話なんかしなければ良かった

と思い出して涙が止まらないのです

話さなければ良いのに、訊かれると話しては涙




精一杯の事はしてあげられた
と思う反面、我慢してくれた事の方が多い
日常生活でも仕事でも、スポーツでも芸能でも旅行でも、母に関する事があると思い出し泣いてしまう

弱い男です
