人を呪わば穴二つ!
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しょうもない嘘をつく男

彼にどう切り出すか・・・


強く出ると逆切れされるし、色々と聞こうとすると黙り込む。


嘘話が多い人だから、こちらが感情的になると絶対に本筋から逃げられる。


いつもの様に食事を済ませて、落ち着いた雰囲気にしてから


冷静に、率直に、


「あのね、4月末にhideに会ってから私の体が変だったの」


「婦人科で検査したら性病に感染してたの」


「それで焼き切ってもらったんだけど、再発するかもしれないの」


後は前のブログに書いた様な細かい事を淡々と話しました。


彼は社会的にもりっぱな大人なのに、性病とか、予防についてはきちんとした知識を持たず


まったく他人事と思っていたようです。



ほんとはギャーと叫びたかった。ワァワァ泣いて彼をなじりたかったのですが


本当の事が知りたい以上、こちらが冷静を装うしかないのです。


私が腰掛けて話している間中、彼は床に座ったまま私の膝に顔を埋めていました。


「こうなった以上嘘は言わないで、本当の事を話してくれる?」


「当然hideにも感染してるわけだから、検査に行かないといけないけど、相手はどんな人でいつからつき合ってたの?」


「その人が好きなの?」


私の質問に黙って首を横に振るばかりでした。


「私に病気が移っちゃたんだよ、ちゃんと話して」


hideは「違う、違うよ。好きでもなんでもない。飲みすぎて酔った勢いでしちゃたんだよ」


「何処で?」 「スナックで」 「お店の人?」 「うん・・」 「お店の中でしたの?」 「・・・」


「何度も行ってるの?」 「一回だけ」 「どうしてそうなったの?」 「相手が触ってきたから」


「いつも私にしている様な事をしたの」 「してない!」 「口からでも感染するんだけど、した?」


「覚えていない、多分していないよ」 


「今更嘘を言っても仕方がないんだよhide、ちゃんと本当の事を話してね」と念を押して


もう一度聞いてみましたが、お店の中でお互いに酔っ払って、相手に触られて


その気になって、服は来たままでしてしまったという事でしたが


この話が嘘だったと、数日後に分かるのでした。




やはり

2週間後、「コンジローマですね」とキッパリ言われました。


やっぱりね。覚悟はしていたけどガッカリしました。


「また出てきたら取りましょう、簡単だからね。」


先生、そうはおっしゃいますがとても痛いんですよ。


いつどの場所に出てくるか不安なのに。


尿道とかクリトリスにも出るそうじゃないですか。


想像を絶する痛みなんじゃないですか?


痛いのも嫌だけど、彼の浮気でうつされた事実の方が


ショックですと言ったら


「安定剤を飲んでみますか?そんなに心配しないでね。」と


不安で胃が痛くて食欲もなくなってきた頃


喉に違和感があったので


鏡を見たら振るえが走りました。


舌と喉の奥が赤く腫れて、ブツブツがたくさん出来ていました。


神経質になっているんでしょうね。


耳鼻咽喉科で喉の粘膜をとってクラミジアの検査を受けました。


結果は白、ストレスから逆流性食道炎をおこしていたのです。


胃潰瘍の治療薬が3種類処方されました。


次はエイズ検査ですが


性病とはっきりしたので彼に会って事実を告げます。


彼は浮気がバレている事はまだ知りません。


切除

当日、持参するように言われていたナプキンを持って


一般外来の終わった時間に受付を済ませました。


すぐに呼ばれて内診台にあがると


「部分麻酔を打ちますがちょっと痛いです」と言われました。


私は歯茎に打つ麻酔程度の痛さかと思ったのですが


もっと強い痛みでした。そりゃそうですよね、敏感な所なんですから。


2箇所打つたびに、「はい、打ちますよ~」と声を掛けてくれましたが


針を刺した瞬間と抜くときに想像以上の痛さでした。暫く呼吸を整えてから


「では組織を取りますね」と、先生の言葉と同時に引っ張られる感じが二回しました。


外性器に出来た二つのイボを切れば終わりだと思っていたのに


先生は膣も視診している様子でした。



それから、膣の入り口から少し入った所の処置が始まりました。


『そんなぁ・・膣の中まで出来ていたなんて・・・』


膣、肛門、人によっては直腸にも出来ると書いてあったのを忘れた訳じゃなかったけど


まさかと思いました。


熱くて、痛いのでレーザーで焼切っているのが判ります。


外のイボを切っていた時と違って、痛くて我慢出来ないほどでした。


自然に涙が流れてきます。小さな声で「イタ~・・」と声が漏れました。


先生が、「もう少しですからね」と声を掛けてくれましたが


丁寧に焼取っているのでしょうね、時間が長く感じました。


どうしてこんな思いをしなくちゃいけないのかと、本当に彼を憎みました。


処置した傷は開いたままで、ナプキンを当てて抗生剤を処方してもらい終わりです。


結果は2週間後に判ります。それまでに傷口は治るのでしょうか・・・


彼とはしばらくの間、合う時間が調整出来ないので


はっきりするまで黙っているには丁度良いと思いました。

診察

再発を繰り返す・・・


一生直らない・・・


何処かのサイトに書いてあったこんな記事が頭から離れず


体調を崩して更新出来ませんでした。



婦人科の受付で、「希望の先生はいますか?」と聞かれたので


「女医さんでお願いします」と答えました。


男性の医師よりも同性の方が安心感があると思ったからです。


予約無しだったので、二時間以上待ってやっと診察室に入ると


優しい感じの女医さんが、「お待たせしてすみません」とニコッリして座っていました。


緊張しながら最近の症状を説明してすぐに内診室で視診と触診。


診察室に戻り、先生は会話を続けながらパソコンに記入をしていました。


患者からも良く見える様に置いたパソコン画面には外性器のイラストもあって


イボの位置も書き込んでありました。


「うつされたんですよね?」と弱弱しく訊ねる私に


ただ微笑んで、「組織検査をしてみないと」と答えました。


多分、先生の中でははっきり答えは出ていたでしょうね。


切除の日程は三日後の午後に決まりました。

病気について

尖圭コンジローマ (HPV・ヒト乳頭腫ウィルス)


感染者との性的な接触の後、数週間から数ヶ月以内に発生するか

全く発生しない場合がある。


性器周辺部(肛門、尿道、膣、子宮頚部)にイボ状の小腫瘍ができ

ひたすら増殖してカリフラワーのようなかたまりになる。


治療法

外科手術による切除、電気焼灼、凍結療法、レーザーメス

抗がん剤の軟膏(副作用あり)

治療薬の塗布を数週間


極めて難治性で再発を繰り返す。



最近、爆発的に増えている性病のひとつだそうです。


変化

何度も鏡に映して見ました。


早く検査に行かなくちゃ・・・ このままにしていたらいけない。


でも躊躇します。


グズグズと考えているうちに、ふたつだった突起がくっついて


細長くなっていました。


鶏のトサカに似た形になると


サイトに書いてあった通りです。


まだ小さい、ほんの5、6ミリしかないけれど


確かにトサカの様な形に変化していて


嫌悪感でゾクゾクしました。


この時点で彼にはまだ話していません。


検査の結果が出てはっきりするまでは 黙っていようと思っていました。

確信

性器 湿疹


ふたつのキーワードで沢山ヒットしました。


今の症状とてらし合わせて、すぐにこれだと


あまり馴染みの無かった病名。


尖圭コンジローム


読めば読むほど間違いはないと確信しました。


それでも片っ端からいくつものサイトを覗いてみました。


目の前が真っ暗になるってこんな感じなのかな・・・


ショックで身動きが出来ません。


どうしてなの・・・





不安

入浴中もアソコの変化が気になって


ずっとドキドキしていました。


コレハナニ?


もしかしたら性病かもしれない。


その事ばかりで頭の中が一杯でした。


とにかく早くあがって、ネットで検索してみようと思いました。








ある日突然

お風呂に浸かる前、私はいつもする様に右手にシャワーを持ち


左手で下半身を流していました。


その時小さなプツプツが手に触れたのです。


湿疹?


確認して見ると、2ミリくらいの大きさで、湿疹よりも尖った物が2個並んでいました。


それが何なのかは分かりませんでしたが


何となく悪い予感がして心臓の鼓動が激しくなっていました。