おはようございます☀️
今さらながら「あーこれがいわゆる“ロス”ってやつか・・・」という気分になって、より一層寂しさを感じているいちかです。
よろしくお願いします(,,ᴗ ̫ᴗ,,)
早速ですが-
「今回、ミュージック担当はGHOSTらしいぞ」
『マーク・ポロニアの殺人丸』

大須シネマで観ました! 72分
ということで、新作3本引っさげての来日が決定してしまっている映画製造マシーン、ペンシルベニアのスピルバーグこと巨匠マーク・ポロニア監督の2023年の作品だよ!
ちなみに今作はサメ映画ではありません!
大須シネマさんでの1夜限りのZ級映画2本立てイベント、1本目の作品でした!
そして今作はジャパンプレミアなのは当然どころか、まさかのワールドプレミアです!!
もちろん満席だったよ!
集まった42人の勇士たちは、歴史の立会人となった・・・
そして、みんな大須シネマさんを愛していたんだなあ・・・
なお、今作が今後劇場公開される可能性は限りなく低いですし、配信されるかも分かりません!
なので、今回はネタバレルロールで攻撃をかいくぐりますが、画像がジャケ写以外は2枚しか用意できなかったので他作品の画像で代用させていただきました。
多少なりとも脳内補完のお役に立てれば・・・
あらかじめご了承ください🙇♀
🦈ダメログ的あらすじもどき🐊
ペンシルベニア州ウェルズボロー。
ポロニア監督も暮らすこの街で、10年ほど前から怪しい邪教集団が暗躍していた。

邪教集団は何かよからぬことをやらかしているのか、その近辺では行方不明者が続出していたものの、決定的な証拠がなかったため調査をすることすらできず放置されていた。
だが、そんな邪教集団を見過ごすことができなかった男がいた。
彼はファーザー・トーマス(ティム・ハッチさん)

神の名の元に聖なる2丁拳銃を手に邪教集団のアジトに単身乗り込み、教祖のメサイア・ワードもろとも

邪教集団を皆殺す!!
そして、その遺体をウェルズボローの美しい湖の底に沈めたが・・・

あのシャーケンシュタインも

上陸した桟橋だね!
しかし、悪魔と契約していたメサイア・ワードが完全に滅びることはなく、それから2年後その魂は・・・
「え!?モーターボートに宿ったってマジ!?」

そして悪魔のモーターボート殺人丸は
湖で夜釣りを楽しんでいたケーブルテレビの会社を経営しながら俳優として活躍しているいつものケンさんを、さくっとあれこれ!

何で殺るのかって?
もちろんフィン・・・ではなくてスクリューだよ!
そんな事件の一報を受けた、名優ジェフ・カーケンドールさん

演じる保安官のバーニーは、単なる事故だろと思ってしまう。
が、そうこうしているうちに殺人丸はどんどん人を殺っていく!

この黒いボートがウワサの殺人丸です!
見た目はちょっとかっこいいw
事件を追うバーニーの元に、「死者への祈りを捧げさせてほしい」と、トーマス神父がやって来る。
そしてトーマス神父はバーニーに「この事件には2年前に私が壊滅させた邪教集団が関わっている。奴らの教祖がボートに宿り殺人丸となり、生贄として人々の血を吸っているのだ」と衝撃の事実を告げるも、バーニーは「そんなわけないだろ!」
「サメが上陸することはないし-

空も飛ばないのと同じでな!」
だけどこれはZ級のダメ映画なので、トーマス神父の言うことは本当の事だった!
まあ邪教集団のアジト跡でメサイア・ワードの霊体に襲われ、バーニーの銃が通じなかったのにトーマス神父の十字架が効いちゃったんだから信じざるを得ないよね!
で、アジト跡地をトーマス神父が最終兵器おっきな十字架で封鎖。

この↑の最終兵器おっきな十字架、発泡スチロール製なので触るとキュッキュキュッキュ音が鳴りますw
ということで、アジトに戻れなくなりひたすら湖をさまよう殺人丸に、バーニーとトーマス神父は最終決戦を挑む決意を固める!!
が、そんなことを知ってか知らずか殺人丸は、しれっとラドクリフ役で出ていたポロニア監督に

襲いかかり、ポロニア監督を見るも無残な姿に変えてしまう!
ポロニア監督にしては、今回わりとゴア表現に気合が入っていた気がしますw
さらにはバーニーたちを湖の真ん中に誘い込み・・・
トーマス神父を後ろから不意打ち!!

絶体絶命な状況の中、トーマス神父は最終兵器おっきな十字架を取り出しバーニーに「私とメサイア・ワードをいっしょに縛るんだ!」と叫ぶ。
そしてバーニーが言われた通りロープで縛るとトーマス神父は・・・

自らの命と引き換えに、最終兵器おっきな十字架共にメサイア・ワードを湖の底へと沈めたのだった・・・
それ以降、ウェルズボローでは血生臭い事件が起こることはなくなった。
そんなある日、バーニーがトーマスの墓参りをすると、バーニーの目の前にトーマス神父の霊体が現れる。
共に視線をくぐった2人の漢たちは微笑みあい、やがてトーマス神父は消える。
そしてバーニーは背を向け、平和が戻ったウェルズボローの街にゆっくりと歩を進めるのだった-
そんな感じで、ポロニア監督作品としては珍しく哀愁漂うラストがとても印象的だった、Z級の一応あれこれ映画だよ!
でも、あの哀愁が大須シネマさんのラストと重なって・・・
あれ・・・涙が・・・(。´Д⊂)
確かに胸に響かなくもない作品だったね・・・( っ﹏ɵ̷̥̥᷅ )
でもポロニア監督って本当にすごいよね!
殺人丸はともかく、お話自体はすっごく真面目なのに何故か色んなところでダメになってしまうこの感じ!
スピード感皆無なバディたち

あからさまに発泡スチロールでもう少し何とかならなかったのか(笑)?と思わざるを得ない、最終兵器おっきな十字架

場面場面で何故かボートの大きさが変わるというポロニア・マジック!

(,,Ò▽Ó,,*)サメ映画じゃないけど、いつものポロニア監督で安心しちゃうよね!
ボートはな〜、かっちょいいんだけどな〜w
ラジコンを雑に合成しただけだから・・・

だし、

なんだよなあw
この大雑把さというか、おおらかさというか、余裕というか・・・
本当にポロニア監督は映画の神様かなんかなんじゃないかな(笑)?
制作費がかかってないっていうのもあるかもしれないけど、真面目に撮ってZ級になってしまうのは、それはもう天才以外の何者でもないよ!
だからこそ、多くの人たちに愛されている監督なんだと思うよ!
そんな本作はポロニア監督の息子さん、アンソニー・ポロニア監督とのW監督システムとなっています!
アンソニー・ポロニア監督の活躍にも今後期待ですね!
上映してくれる映画館が愛知にはもうないけど・・・
「だから最後にとっておきを用意したぞ!」

「これが愛知で観れた最後のZ級映画だ!!」
『地獄の木馬』

これがフィナーレを飾れるのか!?
最後までありげーたーございました♡
良いお年を♡
(「 ΦДΦ)「 シャーク!!