こんばんは🌙
せっかく完成させた朝の部のお話を、投稿する時間を間違えていたせいで今日は夜の部だけになってしまうダメログのいちかです。
よろしくお願いします(,,ᴗ ̫ᴗ,,)
早速ですが-
「次はどんな話を演りたい?」

「そうだなあ・・・シリアスな話が続いていたし・・・」

「ここはいっちょアクション超大作でもいっとくか!?」

次回公演『ダークソウル4 』シンシンの監獄オーーン

『シンシン SING SING』

伏見ミリオン座で観ました! 107分
ということで、話題の実録物映画を観てきたよ!
シンシンっていってもパンダ

ではないからね!
ちょうど今、パンダのドキュメンタリー映画やってるし

ややこしいな!
絶対勘違いして観間違えちゃう人が出てきちゃうぞ!
アカデミー賞ノミネートの実力を観るつもりが

生物界の実力を魅せられたり
大人はともかく、子どもはパンダを観に来たのにいかつい大人しか出てこなかったら泣いちゃうかもしれない・・・
それではおっ始めていきます!
🦈ダメログ的あらすじもどき🐊
ニューヨークにある、数多の凶悪犯たちが収監されている最重警備のシンシン刑務所。
この刑務所では、1996年からある珍しい取り組みが行われていた。
それはRTA-
( ゚д゚)リアル・タイム・アタック!!
(ゲームを始めてクリアするまでの実時間を競う遊び・競技)
ではなくて、Rehabilitation Through the Arts、芸術を通じて更生を目指すってことだね。
音楽やダンス、絵画など色々とあるみたいだけど、今作におけるRTAとは
CAST囚人、STUFF囚人による演劇!

自由も娯楽もない刑務所で、この劇は参加した囚人たちにとっても観劇した囚人たちにとっても、数少ない自由と娯楽を楽しめる瞬間!
ということで大好評なうえに、凶暴極まりなかった囚人が劇を通じてまるで別人のようにまっとうに変わってしまうなど、高い更生力を発揮していたんだ。
実際アメリカでの出所者の再犯率は60%ぐらいだけど、RTA参加者の再犯率は5%未満みたいだね。
そんなシンシン刑務所で、その日上映された劇は大成功で終わった。
普段は借りてきたにゃーこのように大人しいのに、舞台の上では想像もできないほどパワフル&アグレッシブ!な、長い間RTAに参加しているディヴァインGも

その余韻を噛み締めていた。
RTA参加者たちの中でも群を抜いた高い演技力を持ち、脚本すら自ら執筆してしまうディヴァインGは

参加者たちの中心的人物。
そんな彼がRTAの仲間たちと早くも次の作品の話をしていると

めでたく出所者が出たことで1人メンバーが欠けたRTAへの新たな参加希望者からの応募があったとのこと。
しかしそれは稀代のワルとして恐れられるディヴァイン・アイことクラレンスからの応募だった。
早速クラレンスに話を聞きに行くと、まさにクラレンスは他の囚人を威圧して脅迫している最中だった。
(٥¯―¯)こりゃだめだ。
そんなヤツが劇に参加したら、輪が乱れまくっちゃう!
だけど他の参加者も基本的にみんな凶悪犯だからねえ。

(一番右のおじさんは演技指導に来ている外部の人です)
クラレンスにディヴァインGが応募理由を聞くと-
「独房にブチ込まれたとき、1冊の本があったんだ。そこにこんなことが書かれていたぜ」

「『人間は泣いてこの世に生まれる。馬鹿ばかりの舞台になんて立ちたくない!』ってな。きっとこれを書いたやつはムショ上がりに違いねえ!」
そら独房で『リア王』を読んじゃうぐらいなんだもん!
そんな彼がディヴァインGたちの公演に感動し、自らの意志で参加したいとRTAに応募してきたんだ。
RTAの参加者として相応しいでしょ!
そんなクラレンスはRTAでいきなり存在感を発揮していく。
「次の公演はコメディをやろうぜ!現実は悲劇と暗い話ばかりだからよ!」

なんて言い出すんだ。
何か勝手なイメージだけど、刑務所での劇って高校演劇とかと同じ感じがするんだよね。
そこから逸脱した作品は絶対にやらなさそうなイメージ。
それまではそうだったんだと思うよ。
ただ、
「コメディねぇ・・・おもしろそうだな!たまにはそういう話もいいか!」

と、クラレンスの意見が採用されることに!
そして、みんなのこんな話がいい、あんなキャラを出してほしいを集約して、演技指導に来ている演出家のおじさん(左)が

脅威の全部盛りコメディ脚本を書いてくれた!
その名も『マミーの掟破り』!
「タイムスリップしてママに会いに行く話と思わせて実際は、まぁMeのmummyに会いに行く話さ」

そうして次の公演に向けて動き出したRTAのメンバーたち。
対立、事件、上手くいかずに空回りする現状、RTAすらも裏目に出てしまう状況の中で

そんな感じで、刑務所で演劇を通じて更正を目指す囚人たちの姿をえがいた実録ドラマだよ!
どこまで実話なのかは分からないけど、実話ベースゆえの予想外の出来事が起こったりします。
あー、マイク・マイクの件か。
あれはほんとにびっくりしたよね。
でもこれ、思っていたのとかなり違う感じの作品だったね。
そもそも『シンシン SING SING』だし、囚人たちが歌って踊るミュージカルを演るのかな?と思っていたけど、ミュージカルじゃなくて普通の劇だったね。
それどころか、1mmも歌わないというw
そもそも『シンシン SING SING』ってタイトルは舞台となったシンシン刑務所のことだしねw
さらにその劇のシーンですら、本編中では稽古シーンが少しあるぐらいで全然流れないという!
一応最後に本当の映像が少し流れるんだけどね。
『マミーの掟破り』かなりハチャメチャっぽかったから気になったんだけどねぇ・・・
だけどつまんないわけでもがっかりしたわけでもないよ!
あえて囚人たちの過去をえがかず今に集中させた感じや、囚人たちの心境に重きをおいた感じもよかったと思います!
ラストの開放感・解放感も含めてね!
ちなみに出演者の大半は実際に元囚人で、RTAの参加者たちだったみたいです。
といったところで今回はお仕舞い!
急遽用意したのでなんかイマイチな仕上がりですみませぬ🙇♀
なお、映画は絶賛上映中です!
よかったら観てみてね!
最後までありげーたーございました♡
良いお年を♡
(「 ΦДΦ)「 シャーク!!