こんばんは🌙

わたしの心の荒野も誰かという名のイケオジに耕してほしいいちかです。

よろしくお願いします(,,ᴗ  ̫ᴗ,,)

早速ですが-

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「『ライオン・キング ムファサ』では声しか聴かせてあげられなくてごめんね」
「でも今回はちゃんと姿も堪能してくれるかな?」
「ごめんね、吹替えで観ちゃったんだ(*´罒`*)」


ということで、今夜は-

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『愛を耕すひと

伏見ミリオン座で観ました!  127分



さあ!

『ライオン・キング ムファサ』

不完全燃焼だったあなた!
お待ちかねのマッツ・ミケルセンさんをスクリーンで堪能できる最新作だよ!

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声だけでもキロスの

存在感は抜群だったよね!


貴重なマッツソングも聴けたしね♪

と、ここで容量使っちゃうのはもったいないので、早速おっ始めていきます!

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🦈あらすじを適当にだらだらと🐊


18世紀デンマーク。
ドイツの退役軍人ルドヴィ・ケーレン大尉は
デンマークの宮廷を訪れ、財務省の役人達と面会していた。
目的はユトランド半島に広がる果てしない荒野“ヒース”を開墾し、農地化するため。
で、見事ヒースを農地化したあかつきには・・・
「貴族の称号を賜りたい」

とのこと。

財務省の役人達は「いい年してしょーもない夢を見るな」と資金援助をするつもりはなかったものの、ケーレン大尉は資金は退役軍人の年金で何とかするからと、役人達に開墾の許可と農地化に成功した際の報酬(貴族の称号含む)を約束させた。

そして始まったヒースの土チェックの時間!

ケーレン大尉はヒース各所の土を掘り起こしては・・・

  • 感触良し
  • 匂いよし
  • 味よし

と、あの海○雄山の如く、

厳しく土壌を吟味!


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ケーレン大尉は味までは確かめていませんからね!


ケーレン大尉のお眼鏡に適う土壌が見つかったところで、物騒な連中に襲撃されたりもしたから

(ここに家を建てて、人も雇って・・・)
ということで、ケーレン大尉に賛同してくれた若き神父のアントンの
協力もあり、ケーレン大尉の元に逃亡小作人のアン・バーバラと
その旦那ヨハネスを低賃金で雇うことに成功!
さらには何人かの人を雇うこともでき、ヒース開墾の拠点“王の家”も完成!
ようやく本格的にヒースの開墾が始まる!
かと思いきや・・・
「そこは私の土地だぞ、貧乏人風情が」
と、大胆不敵にも王家の土地を自分の土地だと主張する判事にして大地主のフレデリック・シンケルが-
「“デ”をつけろ、貧乏人。デ・シンケルの方が貴族っぽいだろうが」
💢と、ケーレン大尉に自分の土地(だと勝手に主張しているだけ)を好き勝手されるのが気に入らない。
万が一農地化に成功したあかつきには、利益の一部(と言いつつ大半)を搾取しようとケーレン大尉に脅しをかけ、嫌がらせを敢行。
その結果、ケーレンが雇った人々は去って行ってしまう。
ただ、アンとヨハネス夫妻を除いて・・・
このままではちっともヒースの開墾が進まない。
(そういえば、度々無法者の子どもが盗みに来ていたな・・・)
ということで、悪魔を宿していて縁起が悪いと恐れられていた南方からやって来たタタール人の無法者たちの子どもアンマイ・ムスをとっ捕まえて
ケーレン大尉はタタール人たちのねぐらに案内させる。
そこでタタール人たちを雇い
大規模な開墾作戦を決行!
これにはシンケルの婚約者(に無理矢理させられそうになっていた)エレルも
「さすがシンケルとは格が違いすぎるイケオジね!」
と、思わず微笑まずにはいられない!
しかし、器は小さいが執念深いクズのシンケルが権威を笠に着た
さらなる嫌がらせを行うようになり・・・
これは、ヒースの開墾に挑んだ一人の男と

そんな感じで、イケオジ讃歌な作品だったよ!

この先('ω'o[ ネタバレあり ]oなので、あらかじめご了承お願いします🙇‍♀

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※畑を耕すワニサメ


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それで、今作のいちか的評価はいかがなものなのさ?


そらあもちろんよかったよ!

マッツさんを抜きにしてもね!

ただ、注意点もいくつかあると思うの。

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(。ó﹏ò。)やぎさんね・・・



(ó﹏ò。)それを言うならお馬さんもだよ・・・

いや、それはもちろん大事なことなんだけどそうじゃなくて、何となく観る前はさ、ケーレン大尉がキュー!貴族の嫌がらせや人々の差別をはじめ、数々の困難に襲われながらも見事にヒースの開拓に成功して「あぁ、よかったなあ・・・」と思えるような作品かなって思うじゃん?

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ああ・・・

実際は嫌がらせとかいうレベルじゃなくて、アンの旦那が『RRR』でラーマが閉じ込められたみたいな床牢にぶち込まれた挙句に熱湯をぶっかけられて殺されたり、けっこう残酷な部分も多いお話なんだよな・・・

でも、いちかはそういうのは大好物でしょ!


それもそうなんだけどねw

まさかマッツさんが夜襲をかけて血祭りを開始するとは思わなかったしw

あと、マッツさんが鞭打たれたりとかね。


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そういう残酷な部分やマッツさんが痛めつけられるあるから気をつけてね!ってことね。


いやそうじゃなくて・・・

ちょっとケチつけるみたいになっちゃうんだけど・・・

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( ; ・`д・´)何っ!?

まさかいちかがマッツさんの映画にケチをつけるのか!?

新たな推しイケオジが見つかったのか!?


ちげーよ💢

何かさ、ケーレン大尉ってヒースの開墾に力を注いだって言えば聞こえがいいけど、わたしはめっちゃ自分勝手な男だなって思っちゃったのよ。

命の恩人のアンを助けに行けなかったのはしょうがなかったにしても、開墾とアンムスを天秤にかけてアンムスを見捨ててしまったのは

ちょっとなあ・・・

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あー・・・

でも、ちゃんと迎えに行ってあげたじゃん?

しかも、その後アンムスもケーレン大尉の元で立派に成長したわけだし・・・


いや、そもそもケーレン大尉にとってもアンムスにとってもアンにとっても、みんな孤独と胸の隙間を埋めあって家族になったわけじゃん?

おまけにアンムスは奇跡の芽を見つけてくれた

恩人でもあるのに。
それを信念や理想のためとはいえ、切り捨ててしまうのはやっぱり納得いかないよ。

てっきりわたしは肌の色ごときでぎゃーぎゃー喚く連中を切り捨ててくれると思ったんだけどね・・・
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結果的にひとりぽっちなってしまったし、寂しかったんだよ。

いちかだってひとりぽっちで寂しい時はあるでしょ?


そう。

だからもやっとする部分はあるんだけど、すごく人間臭いな・・・とも思ったんだ。

すごく嫌な部分を観せられているようで、観ていてしんどいんだけど目が離せないんだよね。

ぶっちゃけケーレン大尉よりもこの人の方が

神の従僕の割にはよっぽどできた人なんだ。
だけどケーレン大尉がこういう人でスーパーハッピーエンドで『愛を耕すひと』で終わっていたら、この映画はマッツさんかっこいい♡だけで終わっていたかもしれないもん。
あくまでも“わたしは”だけど、『愛を耕すひと』じゃなくて『利己的な愛と不義を耕すひと』だったから、とても心に残った気がする。
何というか、人間の美しさと醜さを見せつけられて、魅せられたんだと思う。
もう容量ないからこれで終わるんだけど、ぜひぜひ映画館でご覧になってみてください!
間違いなく良作でした!

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最後までありげーたーございました♡
良いお年を♡
Salut(サリュ)♡
(「 ΦДΦ)「 シャーク!!