『HOW TO BLOW UP』


爆弾を自作する奴の半数は途中で自分が吹き飛ぶ


ミッドランドスクエアシネマ2で観ました!



こんばんは🌙

夜勤明けの帰りが、もうすでに暑くてしんどいいちかです。

早速だけど、超適当な概要だよ!

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テキサス州西武の荒野に集まってきた8人の男女たち。

顔見知りもいれば、初対面の者たちもいた。

彼らは思いや立場は違えど、ある目的のために集ったんだ。


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何をしようとしているの?


その一帯は石油精製工場のパイプラインが張り巡らされた土地で、彼らの目的はそのパイプラインを爆破すること。


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がっつり犯罪じゃねーか!


というか、もはやテロだね。

そのために入念な計画を立て、準備し、アリバイ工作までして、ついに決行の時がきた!!


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革命家気取りかよ!


というよりは、過激な環境活動家ってところかな。

全員が全員ではないけど。


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胡散臭いな!

過激な活動は反発を招くだけだし、もっと過激に!もっと過激に!ってなってくだけだぞ!


ただ、彼らには彼らなりの思いや事情もあったんだ。


例えばメンバーの一人ソチは


異常気象による熱波で母親を失っていて、環境問題に人一倍強い思いを持っていた。


爆発物担当のマイケルは


まさに石油会社に先祖代々からの土地を奪われ、激しい憤りを感じていた。


おそらく最年長のドウェイン(真ん中)も


石油会社に土地を奪われ、長年争っていた。


そんなドウェインを誘ったショーン(左)は


環境問題に熱心で、それらを取り扱う番組のスタッフだったんだけど、限界を感じ作戦に参加。


ソチの友人でもあるテオ(右)は


石油精製工場の側で育ったんだけど、石油精製工場の近くで暮らす人は白血病(正式にはもっと違う病名でした)の罹患率が異常に高いらしく、テオ自身も白血病を患い余命幾ばくもない状態。


テオの恋人アリーシャ(左)は


本来そういう問題には興味がなかったと思うし、むしろこの計画には懐疑的ではあったけど、それでもテオのために・・・という思いで参加している。


最底辺の暮らしをしているローガン(右)とローワン(左)のカップルは


環境問題に関心があったというよりは、このクソみたいな世の中に一泡吹かせてやりたい!みたいな気持ちが強かったのかな?


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むー・・・

事情があるのは分かるけど・・・


そんな彼らの過去や作戦決行に至るまでの思いを描きながら、過激な思想に全振りするわけではなくて


生々しく、スリリングなひとつのエンターテイメントとして描かれた


群像劇ってところでしょうか?




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これはかなり好き嫌いがわかれそうな作品だな!

いちかはどうだったの?


取り敢えず主義主張は置いておいて、けっこうよかったよ!

予告編を観ただけではさ、


楽しい爆発物の作り方\_(`・д・)


みたいな作品なのかと思ったのよ(笑)

どちらかというとノリでBA・KU・HAしちゃいました(*ノ>ᴗ<)みたいな愉快犯的な作品?

そしたら全然違っていて少し面食らったw


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ほんとそのパターン多いよな!


で、最初の方は何だか退屈で、正直眠気が・・・

でもマイケルが爆発物を作り始めてからは


爆発物を作る場面で、かつてこんなにも緊迫感のある映画があっただろうか!って感じでだんだんおもしろくなってきて、作戦が始まってからはあっという間だったね!


爆発物を設置するのも


たった2つだけにも関わらず、めちゃくちゃスリリングなんだよ!

そういう予想外のハラハラドキドキがあって、そういう点で楽しめたし、エンターテイメントになっていたと思うよ!


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なるほどね。

で、主義主張に関してはどうなの?


ん〜・・・

正直、ちょっと賛同はできない。

環境保護活動にしろ、レインボーパレードにしろ、わたしはあまり過激な活動って好きじゃないのよ。

決して気持ちのいいものではないし。

マシュマロちゃんも言っていたとおり、注目を集めるためにもっと過激に!ってなっちゃうし、反発も招きやすい。

それに、単純に憂さ晴らしのような感じで手段ばかりが先行して、本来の目的が失われてしまうこともある。

レインボーパレードなんてその際たるものだとわたしは思うけどね。

それにこの映画に限っていえば、


アリーシャも言っていたけど


「自分たちがパイプラインを爆破することで、企業より先にそこで働く貧しい労働者たちが露頭に迷ってしまう」


んだよね。

でもソチ(だったかな?)は


「それは一時的なものに過ぎない。

その先を見据える必要があるの」


みたいなことを言うわけよ。

でもその一時的な間に現実問題困ってしまうわけじゃん。

結局、言い分が企業側と変わんないのよ。


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てっきりいちかは「いいぞ!もっとやれ!」って感じかと思った。


もちろん気持ちは分からなくはない、というか同じような立場だったら間違いなく「やってやる!」ってなってると思うw

ただ、主語を大きくした大義名分を掲げるのが一番いただけないかな。

これがあくまでも個人的な主張によるものだったら、また受け取り方は変わっていたと思う。


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露頭に迷ってしまう人がいたとしても?


そこなんだよね。
目をつぶっちゃうしかないのか、謝るしかないのか、そんなことにすら気を巡らせる余裕がないのか・・・
ま、そういう矛盾なんかもちゃんと描いているのもよかったと思うよ。
あとは観た人がどう受け取るかなんじゃないかな?


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その辺りも含めて好みはわかれそうだ。


ただ、このバカップルは


ちょっといただけないかな!

お前らその局面で何やってんだよ!って、ちょっとイラッとしたし。


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・・・(-ω- )ฅフムフム

って、マジで何やってんだよ!


そんな感じで、ちょっとしたどんでん返しっぽいものもあるし、主義主張を抜きにすれば楽しめる作品なんじゃないかな?って思います。

もし興味があれば、ご覧になってみてはいかがでしょうか?


今なら鹿肉ステーキでおもてなし!


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焼き加減はミディアムでお願いします(๑•؎ •)ψ🦌



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡