『セイント・フランシス』
ブリジット(34) 独身 大学中退 フリーター
は特に夢や希望もなく、レストランでウエイトレスのアルバイトをしながら、その日暮らしのようなダメダメな毎日を過ごしていた。
時には男漁りなんかもするよ!
とはいえ、周りから奇異な目で見られたりもしていたし、煩わしくはあったと思う。
何となくこうあるべきというか、当たり前みたいな価値観?
それなりの年齢になったら結婚して-、子どもをつくって-、バリバリ仕事して-、それでも家事はきっちりこなして-みたいな?
うるさいな💢
で、ブリジットは何を思ったのか、ひと夏の間のナニーのアルバイト募集の面接に行くんだ。
マシュマロちゃんもそういうダジャレ言うんだね(*´艸`*)
ナニーっていうのは、欧米、中でもイギリスにおいて仕事として母親の代わりに育児をする女性のことなんだって。
要は子守りのことだね。
ベビーシッターと違うのは洗顔や食事の面倒をみたり、寝食をともにしながらしつけなんかも担うってことかな。
ただ、そういう契約だったらしく、映画の中ではブリジットは夜は帰っていたけどね。
期間は基本的には子どもが小学校に入るまで。
ブリジットが向かったのは
マヤ(右)とアニー(左)という
同性カップルが暮らす家。
出産を間近に控えたマヤの代わりに、夏の間だけ娘のフランシスの面倒をみてほしいということらしい。
そらあ日本は同性婚すら未だに認められていないような国だからね!
そしてブリジットが出会ったフランシスは
でもブリジットはフランシスに気に入られなくて、ナニーとして採用されることはなかった-
と思いきや、6週間後マヤから採用の連絡がくるんだ。
ブリジットは喜んで向かうんだけど、すでに息子の出産を終えていたマヤは少しやつれているようにも見えた。
アニーは仕事が忙しく、マヤもほとんど息子にかかりきり。
こうしてブリジットのナニー生活が始まるんだけど、とにかくフランシスに振り回されっぱなしになっちゃう。
おまけに自分の妊娠も発覚してしまい-
で、2人でお金を折半して中絶するに至るんだけど、それでブリジットは体調が悪くなってしまう。
そんな状態で、慣れないナニー生活を続けて様々なトラブルが発生しながらも
だんだんとフランシスとの距離が縮まっていき
まず最初に謝っておきます。
わたしこれ、途中までは爽やか詐欺映画かと思ってしまいましたが、全然違いました。
申し訳ありませんでした🙇♀💦
ん〜・・・
女性の映画?
確かに💦
その何て言うのかな・・・
生理、妊娠、中絶、産後うつ、完璧な母親にならなければ!という自他のプレッシャーみたいな女性のしんどさを時にコミカルに、時に大胆に描いた作品ってところかな。
(この映画では女性同士の)同性カップルに向けられる偏見・・・みたいなものもあったりするけど。
尿漏れ。
ふざけてないよ!
そこに至る過程は違えど、わたしも今まさにその最中にいるんだからね!
そして、わたしは思いました。
この映画って、普段わたしがここでぐだぐだと書きなぐってることみたいじゃない!?って。
そりゃもちろん全然違うんだけど・・・
で、この映画はさ、後半がめちゃくちゃいいんだよね。
正直ちょっと泣いたし(๑っ﹏•。๑)
いや、うれしかったっていうか何というか・・・
『違国日記』みたいにさ
そして、怖くても逃げずに勇気を出したブリジットもマヤもかっこよかったし、アニーの「医者に行けないのはひどいことよ。でも-」もよかった。
だけど何よりも
フランシス!
そんなフランシスとブリジットの距離が縮んでいく様子も
今回もありがとうございました♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡