『ハロルド・フライのまさかの旅立ち』


足を前に出し続ければいつかは着く


ミッドランドスクエアシネマ2で観ました!



こんばんは🌙

朝起きたら、何故か足がつったあとだったいちかです。

ついに足がつるぐらいじゃ目覚めなくなったらしいw

ということで、超適当な概要です。

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イギリスの南方のどっかの田舎町(適当ですまん💦)で妻のモーリーンと2人でのんびりとした余生を過ごす


ハロルド・フライ氏(元ビール工場職員、無神論者)


の元に、ある日一通の手紙が届く。
それはかつて同じビール工場で働いていた、もうずーっと連絡が途絶えていたクイーニーからだった。


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久々に連絡をよこすなんて、きっと宗教の勧誘とかろくでもないことに違いないぞ!


確かにいい知らせではなかったよ。

クイーニーは余命幾ばくもない状態で、今はホスピスに入っているとなのとだった。


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あ・・・

何かごめん・・・


ハロルドは驚きつつも


クイーニーに返事を書こうとする


でもこういう手紙って、何を書けばいいのか分からないよね・・・


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ハロルドは何を書いたの?


当たり障りのないことしか書いていないよ。

で、ハロルドは書き上げた返事の手紙を出しに行くんだけど


けっきょく出すのをやめたんだ


いや、出せなかったが正解なのかも。

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何でさ?

やっぱり当たり障りのないことしか書けなくて、もっと気の利いたことを書こうと思ったとか?


実はハロルドはクイーニーに対して色々と思うところがあるんだよ。

言わなきゃいけないこと、伝えなきゃいけないこと、本当にたくさんあるんだ。


それを手紙にまとめることなんて、できやしない-


そしてハロルドは、ミルクを買いに立ち寄ったコンビニのパンクな店員の話をきっかけに・・・

「だからあのとき、私は決めたんです。
直接的クイーニーに会って想いを伝えると-
いや、正確には気づいたときには一歩を踏み出していた」

「“信じれば何かが変わる”と思って-」

※ハロルド・フライ氏談

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なるほど、確かに直接会った方が想いは伝えられるかもね。


「もしもしモーリーン、ちょっとクイーニーに“歩いて”会いに行ってくるよ」


「は!?あんた何言ってんの!?ホスピスまで800kmあるのよ!?バカ言ってないでさっさと帰ってらっしゃい!!」


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800kmだと!?

しかも歩いて!?


「それでもッ!行かなきゃいけないんだッ!」


「勝手にしろ!!もうろくジジイ!!」


ガチャッ!!ツーツー

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モーリーン、ブチ切れじゃん・・・


こうして始まった、ハロルド・フライのまさかの旅路。


「今から歩いて行くから-だから、私が着くまでどうか生きていてくれ!!」

※ホスピスに連絡しました

ついには必要のない荷物を家に送り返し、着の身着のままの無謀だと思われたその旅は-

やがて奇跡を起こす


だが、ハロルド・フライの“巡礼”の旅は

思わぬ形へと変わっていく-




ということで、小説『ハロルド・フライの思いもよらない巡礼の旅』の実写映画なんだって。

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さすがに実話ではなかったか。


これ、観る前の印象と観終わった後の印象がまるで違うんだよね。

何ていうのかな、爽やかな感動をもたらすような話ではなくて、けっこう重い話なんだよ。


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久しぶりの、いわゆる爽やか詐欺映画?

※爽やか詐欺映画の例『ウェンディ&ルーシー』


んー、ちょっと違うかも。

もちろん、ロードムービーらしくハロルドの行く先々で


美しい風景や場所が広がったり


素敵な人との出会いと別れなんかもありつつってのは、もちろんよかったと思う。


常人ではやってのけないことを


やってのけたのもよかったと思う。

でも思ったより重いお話だったから、こういうのが観たくて観たんじゃないんだけどなーって気持ちが強かった(笑)


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勝手に期待して、勝手に失望して、ほんとに自分勝手だな!


そんなこと言われてもw

ただ、予想外のことでよかったのは・・・

少しネタバレになるけどまあいっか。

旅を続けるハロルドが、ひょんなことからテレビで報道されてイギリス中の人々の応援を受けることになるんだ。

行く先々で応援されたり、差し入れをもらったりしながらね。


ついには同行者も現れ、その数は増えていき


ついには旅はお祭り騒ぎのパレードに発展!


でもさ、ハロルド自身も疑問を呈したけど、それは旅の本質から外れてしまうんだよね。


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まるで何かみたいだ・・・


同じことを思った。

ひょっとしたら、そういう皮肉が込められていたのかねえ?

まるでいろんな色が集まって、限りなくどす黒い灰色に変色していくかのようだよ・・・


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そこまでは言ってないけどな。


ということで、わたしは正直イマイチでした💦

ただ、最初からそういう話だって知った上で観れば楽しめるのではないかと思いますし、決して悪い映画ではなかったです。



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡