『終わらない青』5/26鑑賞

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  『終わらない青』


ごめんね


アマプラで観ました!



こんばんは🌙

昨夜の夜勤で同僚から「ヤバい映画がある」と教えてもらって、仕事終わってから始発を待つ間に早速鑑賞したいちかです。

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スキマ時間を有効活用してるなー。


66分と短い作品だったからね。

でも、66分とは思えない映画だった・・・

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どういう意味でさ?


この映画、ご存知の方も多いとは思うけど、わたしは全く知らなくてさ。

で、どんなお話なのか聞かずにあらすじも読まずに観たんだよ。

以前教えてもらった『デストラップ 狼狩り』

も、そんな大したことなかったし、まあ言うほどだろと思って。

そしたらこれ、冗談抜きで⚠閲覧注意⚠な作品だったよ・・・

監督さんはあの問題作『子宮に沈める』

の人ね。

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あ・・・(察し)





ご覧になられた方で、最初は何の映画なのかまったく分からなかい方も多かったんじゃないかな?

ただ、最初の食事シーンを観た時に何というか、ぞわぞわする感覚があったんだよ。


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いわゆる地獄の食卓ってやつ?


わたしがたまに言う地獄の食卓って、不快感の強い文字通り地獄のような食事シーンなんだけど、若干ネタにしている部分もあるんだよ。

だけどこれは、そういうのと違うんだ。

もちろん不快感はマックスなんだけど、何ていうかガチなやつっていうか・・・


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具体的にはどういうこと?


この映画の主人公、高校3年生の楓は


両親と3人で暮らしているんだ。
で、食事の時は必ず父親が朝起きてきたり帰ってきたジャストなタイミングで準備が完了して、父親が食事に手を付けてから母親と楓は初めて食事ができるんだ。
基本的に会話はない(それはまあいいんだけど)し、空気が異様なんだよ。
実際にわたしもそういう食卓を経験しているんだけど、本来食事って楽しいもののはずじゃん?
だけど、こういう食卓って楽しくないのはもちろん緊張感で気が張りつめるし、その時間そのものが苦痛なんだよ。

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なるほど・・・

超古典的な家庭ってことか・・・


それだけならまだマシなんだけど、この父親が見事にクソなんだよね。
ある日の食卓で楓に言うんだよ。
「何か言うことがあるんじゃないか?」って。
楓は学校をサボっていて、その事がバレていたんだ。
で、父親は「誰がお前たちを養ってあげてると思ってるんだ」と、この手の糞親にありがちな戯言をほざいた挙句、料理をぶちまけて楓の顔を鷲掴みにするんだ。
たかだか学校をサボったぐらいだよ?
わたしも中学の時に部活をサボって(行けなくなった時期があった)、同じようなことがあった。
たかだかそれだけのことで、そんなこと言われたりされたりする理由が未だに分からんのだけど。
しかも自分で料理をぶちまけておいて(自分の分はちゃっかりぶちまけないクソッぷり)、「食べ物を粗末にするんじゃない。口があるんだろ?食べなさい」と、床にぶちまけられた料理を無理や楓にり食べさせる。
その間母親は無言でぶちまけられた料理や食器を片付けている。

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・・・ちょっとキツすぎるな


だけど、そんなんまだ序の口なんだよね。

楓はそんな地獄のような家庭で耐えながら生きるために、リストカットをしているんだよ。

腕には無数の切り傷がある。

隠しきれるものではないから糞父も(母親も)知ってるんだけど、ある時糞父は「俺への当てつけか?」と楓に因縁をつけ、暴力をふるう。


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お前への当てつけではないけど、100%お前のせいだろ!


これだけでもすでに十分すぎるほどクソなのに、この糞父はあろうことか楓をレイプしてんだよ。


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ありえんだろ・・・


件のシーンは控えめに言ってキツすぎる。

しかも事が終わったあとにこの人でなしの糞父は楓にあまえるんだよ。

そんな人でなしに対して楓は「パパ大好き」って言わされてるんだ(そのはず)。

だけど、些細なことでも気に入らないことがあると、豹変してすぐ楓をぶん殴る。

そこに会社からの電話がかかってきて電話でやり取りする人でなしは、極々普通の人(ややへりくだり気味)なんだよね。

外では人当たりがよくへこへこしていて、家では精神的に家族を追い込み、肉体的な暴力をふるい、あろうことか実の娘をレイプする。

一体どういう心理構造してるの?

キ○ガイっていうのはこういう人間人でなしのことを言うんじゃないの?


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そして、そういう人間が実際に存在するんだよな・・・


ニュースなんかだと大雑把な言葉でしか語られないからあまりピンとこないかもしれないけど、映像として見せつけられると想像とは比べ物にならないほどキツい。

もちろんこの映画自体は創作ではあるとしても、ね・・・

比べるのは間違っているかもしれないけど、昨日の 


『関心領域』とは


対極的な作品なんじゃないかな?

ただ、あくまでもわたしはこちらの方がはるかにキツかった。


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その後はどうなっちゃうの?


楓が人でなしの子どもを妊娠していて・・・って話しになってくる。

ラストまで一片の救いもないよ。

そんな無慈悲な地獄を断片的に、一切の音楽もなしで淡々と、そして生々しく描いた作品だね。

間違いなくオススメはできないかな。

正直かなりショックが大きかったし、内容も内容だし、人によってはキツいとかそういうレベルでは済まないかもしれない。

だから、もしご覧になられるのであれば、覚悟して観なきゃだめだと思う。

個人的には『子宮に沈める』よりも、こちらの方がダメージは大きかった。


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いちかがそう言うってことは、相当だな・・・


でもそこはその人の耐性による部分が大きいしとは思うよ。

人によっては『子宮に沈める』の方がキツいと思うし。

ただ、わたしはやっぱり無理なんだよ。

レイプってやつがさ。

わたしから言わせりゃ、この国のレイプに対する考えはあますぎる。

こんなん人間の尊厳を全否定する行為だと思うし、やった奴は一人の例外もなく即時処刑されるべきだと常々思っている。

たまに芸能人とかでさ、やった奴が取り沙汰されたりするじゃん?

で、そういう時に必ず擁護する奴が現れる。

中には「そんな露出の多い服を着る方にも問題がある」とかぬかす奴もいる。

そんな馬鹿な話あるわけねーだろ!

手を出した奴が100%悪いに決まってんだろ!

ましてや子どもに手を出すとか、キ○ガイ以外の何者でもないし、どんなクズよりクズでしかないし、もはや人間ではないよ。

存在していてはいけない。

ということで、本当に胸糞悪いものを観てしまったという気持ちでいっぱいです。

本当はもっと言いたいことがいっぱいあるんだけど、しんどいからもういいや・・・


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明日はもっと軽いのにしよう!



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡