『ティアーズ・オブ・ブラッド』
どこかの海岸に、銃を手にした血塗れの一人の男がいた。
何か深い絶望に苛まされているのか、男は慟哭しながら銃を口に突っ込み引き金を引こうとするが、引けない。
それでも男は銃をこめかみに当て、意を決して引き金を引いた。
海岸に残されていたのは倒れた男の姿。
だが、男は死ななかった。
銃弾は男の頭蓋を貫通することなく、頭の中に残されたまま-
それからどれぐらい時が経っただろう。
ベルギーのブリュッセルに男の姿はあった。
地下鉄の運転士として働く件の男レオは、ある夜自分が運転している電車がホームを通過しようとした際に、一人の若い男がホームから転落する場面に遭遇する。
間一髪で電車を停止させたレオが転落した若者に駆け寄ると、それは疎遠になり2年ほど会っていなかったレオの一人息子ユーゴだった。
そしてユーゴはレオにどこかのカギを手渡す。
その後ユーゴは救急車で運ばれ、レオも病院へ向かうことに。
病院の待合室で同僚(上司?)から慰められていたレオの元に、刑事たちがやって来る。
刑事の口から、レオはユーゴが息を引き取ったことを告げられる。
ユーゴは何者かに肺を撃ち抜かれていたんだ。
しかも防犯カメラの映像を確認すると、そんな状態にも関わらず30分以上もホームで待ち続けていた。
父親のレオが運転する電車が来るのをだよ。
そして、一人の刑事が門下生になりすまして潜入捜査にあたっていたんだけど、強盗事件を起こす直前から音信不通になってしまっていた。
そんなこともあって、血眼に捜査をしている矢先に起こった転落事故。
刑事はレオに対しても割とぐいぐい迫ってくる。
ただ、レオもカギをユーゴからもらったことは刑事には言わなかった。
病院の帰り、同僚に慰められながら車で家まで送ってもらったレオ。
その車を一台の怪しい車が追っていた・・・
その次の日、レオは自宅で武装した一人の男に襲われるものの、逆にのしてしまう。
そう、レオは只者ではなかったんだ
警察でも本名を含めたその正体が掴めないレオ(仮名)。
レオはユーゴの仇を討つため、単身強盗団を追うことになる。
そんな正体不明の男VS警察VS強盗団の三つ巴の戦いを描いた、ちょっぴりビターな大人のノワールアクションだよ!
あまいねマシュマロちゃん。
これでもわたしゃ、ビターな雄ばさんなんだよ( ⩌⩊⩌)✧
それはさておき、雰囲気最高だよね!
レオも
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240523/08/kappautopia/96/22/j/o0620041415442235587.jpg?caw=800)
警察の人も
かっこよくて、いい味出していたしね。
ただ、肝心のお話がちょっとごにょごにょ・・・
つまらなくはないけど、何ていうのかなあ・・・
ちょっと雰囲気に負けていたような気がしたんだよ。
レオの正体もイマイチな感じだったし。
もっとこう、ヒリつくような感じがほしかったというか、もっと無慈悲な感じがほしかったというか、ちょっともったいなかったかな、と。
レオが頭に残った弾丸の影響で
時折血の涙を流すのも
いや、あれは技として意味があったから、レオの血の涙とはまた違うと思うよw
ただ、先に言ったとおり雰囲気は最高だったし、
柔道のブラックベルトが如きレオのアクションなんかも
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240523/10/kappautopia/22/55/j/o0620044415442281121.jpg?caw=800)
無理矢理やらせられたにしては頑張ったw
まあ黒歴史だけどな!
ちなみにこの映画のハイライトは、刑事の尾行を巻いたレオが後日刑事たちから突っ込まれた際に「ん?尾行なんてしてたの??」っとすっとぼけて、尾行していた刑事に中指立てられるシーンw
今回もありがとうございました♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡