『マンティコア 怪物』
結末までは書きませんが、物語の終盤までは書いています。
先に言っておくと、間違いなく余計な情報は入れない方が衝撃を受ける作品だと思います。
なのでこの先⚠WARNING⚠
だし、こんなもん読まずに観た方がいいです!
ということで、超適当な概要だよ!
舞台はスペイン、マドリード。
ゲームのモンスターやクリーチャーのデザイナーとして活躍するフリアンは
新作ゲームのラスボスのデザインに取り組んでいる真っ最中だった。
残念!
“ビースト”っていう陸上性の獣をデザイン中なんだなー。
それはポロニア監督はじめ、ゴミサメ映画の巨匠たちに任せておこうw
で、プロデューサーから
ラスボスだからもっと印象的に!ライオンのようなたてがみをつけて、爬虫類のようなしっぽと先端にはトゲを・・・
しかも中からは助けを求める子どもの声が!
だけどフリアンは勇気ある行動で子どもを救出し、火事も鎮火するんだ。
救出した少年クリスチャンと色んなお話をする
「いいね!植物が好きなんだ。僕は小さい頃トラになりたかったんだよ」
『人間はトラになれないよ』
そんな他愛もない話。
そうこうしている間に、仕事で家を空けていたクリスチャンの母親が帰ってきてフリアンは感謝されたりもする。
って思う可能性もあるよね?
数日後、フリアンはレストランでたまたまクリスチャンと母親を見かけて、こっそりクリスチャンの似顔絵を書いて持ち帰る。
そしてVRでクリスチャンを模したCGモデルを作成し・・・
時をほぼ同じくしてフリアンは、同僚のサマンサの誕生日パーティーで
サマンサの友人ディアナと出会う
ディアナには恋人のような、友人のような付き合いをしている人(右)がいたんだけど
微妙な関係になるんだよ。
あくまでもわたしの意見だけど、フリアンもディアナも互いに踏み込むことに葛藤している感じだね。
ただフリアンは
以前VRで作った“何か”を消去していたので
ひょっとしたらディアナとの出会いが自分を変えてくれるかも・・・という淡い期待というか希望があったのかもしれない。
その後、別の家に引っ越しているしね。
そんな感じで煮え切らない交際が続いた2人だけど、ディアナの父親が亡くなってしまう。
それでディアナは少し無気力になってしまうんだ。
さらにそこに追い打ちをかけるかのように、
“何か”が会社にバレてしまう
しかも“何か”がディアナにバレてしまい・・・
「リアルじゃない。誰も傷つけていない」
わたしこれさ、最初は
『her 世界でひとつの彼女』
をもっとダークにした作品かと思ったの。
自分のデザインした背徳的なクリーチャーに恋しちゃった♡みたいな?
『her 世界にひとつの彼女』観てないから知らんのだけどw
で、スルーするつもりだったんだけど監督が
『マジカル・ガール』のカルロス・ベルムト監督だと知って
観に行くことにしたの。
絶対やらかしてくれる!と思ったからねw
そしたら完全にやられたわ・・・
久々にマジで気持ち悪かったし、観終わった後に嫌な気分が尾を引き続けたよ。
あ、褒め言葉ね!
もちろん個人差はあるから何とも言えないけど、間違いなく楽しい映画ではないよ。
わたしは終盤から結末に至るまで、全てが気持ち悪かった。
お願いだからやめて!と、心の中で悲鳴を上げそうになったわ。
ただ、結末に関しては意見の別れるところだとは思う。
あ〜よかった・・・と思う人もいるとは思うけど、どうしても邪推してしまうんだよね。
何か邪な思惑があったんじゃないかって・・・
それは・・・
「これ以上はネタバレ。ふたりで観ようね♪」
どうしても気になるなら、個人的にどうぞw
※ただし、イケオジに限る(ウソ)
もし気になったなら、映画館へGO!だよ♪
そんな感じで話は変わるんだけど、この監督さん『マジカル・ガール』もそうだったけど、余程日本が好きなのかちょいちょい日本なものを出してきます。
フリアンを絶望させる会社からの電話の着信音が『魔界村』の曲だったりとかw
その後の展開を考えると、とてもナイスな選曲だったのではないかと思いますw
ということで、展開自体はかなり単調なので眠くなっちゃうかもだけど、内容、特に終盤は一気におぞましさがあふれ出してくるので(グロではないけど)閲覧注意かな?
もし気になったなら、映画館でご覧になってみてください!
フリアンの表情の変化にも要注目ですよ!
それでは
今回もありがとうございました♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡