思い出を手に、想いを力に、というお話

『DUNEデューン 砂の惑星PART』のあとがき、になっていないあとがき。

 

『DUNEデューン 砂の惑星PART』では、サンドワーム🐛🏜が畏怖の対象であると同時に、崇められてもいたね。

まるでサメ🦈のように。

いや、竜🐲のように、じゃね？

さてさて漢祭りの酔いも醒めやらぬうちに、というか酔った勢いもあって危険生物女王ICHIKAは

王都に行くことにしたんだ。

 

攻め込むのか！？

違うよ。

この王都はICHIKAにとって、複雑な思いがわいてくる場所なんだ。

かつてふわっふわのパンケーキを求めて人里に降りてきたICHIKAが最後に行き着いたのが王都。

だけど、ICHIKAがついに人類を粛清するんだ！と勘違いした竜族たちがICHIKAに着いてきて、勝手に王都への攻撃を開始した結果、竜族VS人類の激しい戦争が勃発してしまったんだ。

人類はもちろん、竜たちも多くの命が失われたよ。

そして、ICHIKAは王都に駐留していた偉大なる竜狩りのイケオジことMADSとの死闘を繰り広げることになる。

それはほろ苦くも、とろけるように甘美な記憶で－

 

で、何しに行ったの？

ひょっとしたらMADSがいるかもってのと、かつて王都で命を落とした友に別れの挨拶をするため。

でも、足取りが重くてねえ。

なので先に

おいしいカニ🦀をごちそうになって、気持ちを整えてから

ようやく王都に行くことができたんだ。

 

あれ？

そう言えば珍しく騎士っぽい格好してるんだね。

そらあ王都だからね！

無様な格好では行けんでしょ！

騎士の格好ならまさかICHIKAだって思われないし、無駄に面倒事や争いごとも起こらないだろうしね。

ほら、遠くに見えるのがICHIKAの数少ない友だったグランくんだよ。

死してなおそこに有って、王都の一部と化してしまっているんだ。

 

本物の竜？

オブジェとかじゃなくて？

命を落として石になっちゃってるけど、竜の中の竜、古竜だよ。

生前はめちゃくちゃかっこよかったんだけど、グランくんバカだよね。

死んでしまったら終わりだっていうのに･･･

しばしグランくんのかつての美貌に思いを馳せて、石になったグランくんの体を駆け上がり、

グランくんの力である雷の

ほんの一欠片を引き継いで

グランくんに祈りを捧げてきた。

ありがとうグランくん。

この力、決して無駄にはしない－

 

あれ？

グランサクスの雷って、MADSが使ってた槍なんじゃ･･･

そうだよ。

グランくんを討ったMADSが、グランくんの雷の一欠片を自分の武器にしたんだ。

ICHIKAが手にしたのは、また別の一欠片だよ。

そしてその一欠片を･･･

王都に侵入してきた化物に早速試してみた！･･･あれ？

思い出を手に

 

･･･なんか違くない？

グランくんには申し訳ないけどグランくんの雷、

ICHIKAが手にすると体がびりびりと痺れて使えなかったんだよ(笑)

もう一度試してみたけど、やっぱり無理だった

(*ﾉ>ᴗ<)ﾃﾍｯw

もう一度試してみる

 

グランくんの想いが完全に無駄になってる！！

そんな感じで、最後に王都を少しぷらぷらしてきたよ。

王様気分で王都を見下ろしたり

本番に向けて特訓中の鼓笛隊員を応援したり

番犬わんことまったりしたり

太陽みたいな半裸仙人といっしょに、もう一度グランくんに祈りを捧げたり

王になりすました偽物の

正体がエイリアン👽だと暴いたり！！

すでに想像よりも深いところにまで侵入していたエイリアン👽たち。

はたしてICHIKAはエイリアン👽たちを･･･

皆ことごとく、切り裂いてしまうのか！？

それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ！またね♡

Salut(サリュ)♡