『蛇イチゴ』
ウソは一度つくときりがないの。
アマプラで観ました！
しあわせ家族、明智家の面々
右から順番に･･･
- 祖父 京蔵 認知症
- 父 芳郎 真面目な忙しい会社員
- 母 章子 明智家の家事と介護を一手に引受ける専業主婦
- 妹 倫子 結婚を目前に控えた真面目な小学校教員
- 兄 周治 10年前に父に家を追い出されたで穀潰し
そんな明智家の人間模様を描いたお話だね。
ん〜ちょっと違うかな？
兄にめちゃくちゃにされるわけじゃないけど、明智家はめちゃくちゃになっちゃう。
色々と秘め事や本当の姿みたいなのがみんなあって、ずっと火種が燻り続けていたって感じだね。
もう少し突っ込んだ明智家の内情
右から順番に･･･
- 祖父 京蔵 「人間ああなったら終わりだな」と息子の芳郎から吐き捨てられる
- 父 芳郎 人を見下し、影でボロクソに言いまくる性格激悪オヤジ
- 母 章子 円形脱毛症になるほどのストレスを感じながら、明智家の家事と介護を一手に引受けさせられている
- 妹 倫子 真面目すぎて融通がきかない
- 兄 周治 口先八寸で各地を転々としていた詐欺師で、今は葬儀場で香典泥棒として活躍する小悪党
で、祖父の京蔵なんだけど、ときおり発作を起こすのよ。
その度章子が薬を飲ませるんだけど、みんなが仕事に出かけたある日、また京蔵が発作を起こすのね。
だけどすっかりくたびれていた章子は気づかないフリをするの。
で、京蔵はそのまま亡くなって葬式をすることになるんだど、そこに･･･
熟練の借金取りが現れた！！
さすがに闇金ではなかったけどねw
実は一家の大黒柱(笑)の父･芳郎は、とっくの昔に会社をクビになってたのよ。
だけどそれを言えなくて毎日毎日出勤するフリを続けていたんだ。
給料の代わりに金貸しから金を貸してもらいながらね。
だけど、借金は膨らんでいく一方で返済も滞っていた。
しびれを切らした金貸しが葬式会場に乗り込んできて、家族から親類、そしてご近所さんの目の前でバラされてしまうんだよ。
だけどそこに、たまたま同じ葬儀会館の別の家族の葬式で香典泥棒していた周治が現れて
そこからダメ息子だった周治を中心に変容していく、というか本当の姿が暴かれていく明智家の姿を描いたお話だね。
とりあえず芳郎はゴミ。
それは間違いない。
言いたくても言い出せないっていうのは分かるけど、性格がゴミすぎる。
もっと謙虚な人だったら印象はまるで変わっていたとは思うよ。
だけど、芳郎だけじゃなくて他の人もどこかすげー嫌なんだよ。
葬式後の明智家
- 祖父 京蔵 故人
- 父 芳郎 虚勢を張りながらも、毛嫌いしていた周治の言いなり
- 母 章子 嘘か真か「周ちゃんがいなくなって辛かった〜」みたいなことを言い、周治に媚を売って言いなり
- 妹 倫子 「真面目すぎて息が詰まる」と母に陰口を叩かれる
- 兄 周治 明智家の財政を立て直そうと策を練り奮闘するも、その思惑は･･･？
しかも芳郎と章子は
まあ、周治に止められるんだけど。
私怨は置いておいてください！
そしてナイス周治！
だけど周治は周治で小悪党だし、本当に信用できるのかも分からない。
何より倫子の下着を盗んで売りとばしていたぐらいだし。
ただのクズ野郎じゃねーか！！
果たして周治は明智家の救世主なのか？
それとも明智家にとどめを刺す悪魔なのか？
真相は蛇イチゴだけが知る－
そんな感じで、ますますゴミになる芳郎、哀れな被害者から一気に嫌な奴に成り下がった章子、そして互に真逆な倫子と周治の姿を描きながら、世の中きれいごとだけじゃどうにもならんよねーって感じで明智家の行く末を途中まで描いた作品だったよ。
系統的には
『わたしの見ている世界がすべて』
それでは
今回もありがとうございました♡
バイバイ！またね♡
Salut(サリュ)♡