『ベニスに死す』

この世で老人ほど不純なものはいない。


U-NEXTで観ました!



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いちかにしては珍しい、不朽の名作ってやつじゃない?


そうだね!

多分、タイトルだけなら誰もが知っている、まさに不朽の名作だね!


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“タイトルだけ”って・・・

若干言い方にトゲがあるな・・・


でも実際そうじゃない?

わたしもタイトルは知っていたけど、どんな話なのかは1mmも知らなかったよ(笑)



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それは単純にいちかが無知なだけじゃ・・・


じゃあマシュマロちゃんはどんな話か知ってる?


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・・・ごめんなさい、知りません💦


素直でよろしい。



ということで、超適当な概要です。

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ドイツの作曲家アッシェンバッハは


静養のため、ベニスに訪れていたんだ。


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『ベニスに死す』ってぐらいだし、病気か何かなの?


何か精神的にまいってしまったみたいな感じ?

大切な一人娘には先立たれ、自分の曲を聴いていた聴衆から激しく非難されたり、色々あってね。

悪夢にうなされ、寝れない夜もあった。

で、滞在先のホテルでアッシェンバッハは衝撃的な出会いを果たすことに!


(!?)


(う、美しい!美しすぎる!)


と、美少年タジオに一目でハートをぶちぬかれてしまう!!


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あ、そういう映画なのね。


ん〜、ちょっと違うかも。

そんな衝撃的な出会いを果たしたアッシェンバッハは


タジオの姿を目にする度に


ますますタジオの美しさにのめり込み、


ついにはタジオを付け回すように!


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おいおい・・・

大丈夫かよ?


大丈夫だよ!

だってアッシェンバッハは途中でドイツに帰ろうとするんだけど、駅員の手違いで荷物を別の場所に送られてしまいベニスでの滞在が数日延びるんだけど、もうしばらくタジオを眺めることができるから内心「ヒャッホウ!」って感じだったし(笑)


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完全にメロメロじゃねーか!!


しかし、それがアッシェンバッハの運命を狂わせることになるんだ。

というのも、実はその頃ベニスでは伝染病が蔓延していて・・・

そんな感じの、不朽の名作だよ! 




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いちかのクソみたいな概要では不朽の名作感がまったくないんだけど!?


正直、わたしは全然好きな作品じゃなかったからね(笑)

言ってしまえばこの映画、老作曲家のアッシェンバッハが美少年タジオにメロメロになってなめ回すように見つめ、ストーカーまがいのことをするっていう話なんだよ。


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そんな話が不朽の名作になるのかよ!?


もちろんただそれだけじゃなくて、アッシェンバッハは友人?のアンドレイってやつと“美とはなんぞや?”みたいなことで激論を交わしていたんだよ。

アッシェンバッハは美とは努力によって生み出せると信じていた。

逆にアンドレイは自然に発生するもので努力とは関係ないと断じていた。


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つまり、NATURAL BORN BEAUTIFURってことね。


何だけど、アッシェンバッハが努力して作り出した曲はこき下ろされてしまい、少し揺らいでいたのかな?


そこにまさにNATURAL BORN BEAUTIFURなタジオが現れたことで


完全に打ちのめされてしまい、本物の美に魅入られてしまった・・・みたいな?

それと同時に、アッシェンバッハは「この世で老人ほど不純なものはいない」なんて考えていて、自分も老いさばらえて不純な老人になっていき死を迎えるのみ。

一方、若々しい魅力に満ち溢れていたタジオに自分とは異なる純粋さと生の輝きを見出したみたいな?


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・・・何だか深そうな物語でもあるのか。


そんなアッシェンバッハの気持ちを知ってか知らずか


時折挑発するかのような態度をとるタジオに


おじさんもうメロメロ!


タジオに見合うようにおめかししちゃうぞ!


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おい、何してんだよオッサン!!


まあアッシェンバッハの名誉のために言うなら、床屋でそそのかされておめかししたんだけどね(笑)

何だけど、この滑稽なまでの白が同時に死を象徴していたりもするわけで・・・


チーン。


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何があったの!?


そんな感じで、オッサンが美少年をねちっこく追い回すストーカーみたいな物語をマーラーの交響曲で彩りながら、老いと若さを対比させつつ、美とはなんぞや?みたいなことを交えて芸術的に、そして滑稽に描いた作品ってところなのかな?

わたしはそこまでおもしろいとも思わなかったし、響くものもなかったし、好きな作品ではありませんが(笑)


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いちかは芸術や美からはもっとも程遠い存在だからね!


とはいえ、当時恐らく老若男女多くの人々を魅了したであろう


タジオ少年を演じたビョルン・アンドレセンさんは


一見の価値ありだと思います。

しかし、そんな彼がその後・・・


アッテストゥパることになるとは、一体誰が想像したでしょう!?


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一体何が!?


それはTO BE CONTINUED!?



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡