『恐解釈 桃太郎』
とある中年夫婦が、念願の新築マイホームを建てたぞ!
これからの幸せな日々に思いを馳せながらも、夫婦には心残りもあったんだ。
生々しいな!
まあそれもあるんだけど、
夫婦には桃という一人娘がいたんだけど、
今は家を出て行っちゃってたんだ。
いや、何か桃はオカルトにのめり込みすぎていて、それで父親と衝突したんだよ。
父親は口では桃のことはどうでもいい!みたいなこと言っていたけど、内心桃のことを案じてはいた。
そんなことを新居で過ごす初めての夜に、タバコをふかしながら考えていたんだ。
翌日、夫婦が目を覚ますと
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20240324/07/kappautopia/18/26/j/o0620041415416733796.jpg?caw=800)
何故か家の中がもぬけの殻に!
しかも、不動産会社の男と共にやって来た面識のない鬼島(きじま)という若い男が、自分たちの家に引っ越してこようとしていたんだ。
おまけに鬼島(と不動産会社の人)には夫婦の姿が見えていない。
わけも分からず狼狽していた夫婦だけど、よくよく話を聞いているとどうやら半年ほど時間が経っていて、しかも家は火事で一度燃えたらしいんだ。
そういうこと。
つまり夫婦は火事で死んで、幽霊として留まっていたってことね。
夫婦はその事実に愕然としながらも、引っ越してきた鬼島を見守りながら幽霊として暮らし始めたんだ。
だけど、夫婦は恐るべき瞬間を目の当たりにしてしまう。
それは家に若い女性を連れ込んだ鬼島が
女性を惨殺する瞬間だった!
実は鬼島は鬼ヶ島の鬼👹の子孫で、桃太郎に壺の中に封印されたご先祖様👹の封印を解くために若い娘の血やら心臓を捧げていたんだよ!
酸っぱいもの好きそうだから“梅友”になれると思ったのに!
と、絶叫!
梅干し友達だね(笑)
鬼👹が封印された壺を見て、梅干しが漬け込まれていると勘違いしていたんだよ(笑)
とにかく鬼島の真実をを知りながらも、幽霊になった夫婦には何もできない。
何度か同じようなことが繰り返されたある日、家に一人の女性がやって来る。
それは夫婦の一人娘、桃だった!
そして実は夫婦(正確には夫)にも、桃にもある秘密があったんだ。
よく分かったな!
じゃあこれはどうだ!
桃太郎といえば、犬🦮猿🐒雉🐓のお供たち。
桃にもお供がいたんだよ!
残念!全然違うよ!
正解は・・・
- 今作ではパワー系?番長皿屋敷のお菊さん(左)
- 桃の目にもなる遠隔操作型?悪魔の人形メリーさん(中)
- かわいい担当?油揚げ大好き!コックリさん(左)
でしたー♪
かくして桃太郎🍑と鬼👹、2人の子孫が令和の世で激しくぶつかり合うオカルトバトルの開戦だ!!
ということで、日本昔話を令和風ホラーに大胆にアレンジした「恐解釈」シリーズ第二弾だね!
そう?
わたしは斬新だと思ったけどね(笑)
しかも、最後までそれで貫き通すことに感動すらしたよ(笑)
もちろんそっちもよかったけどね!
でも、あんな手だけのコックリさんだけど何故かだんだんとかわいく見えてくる不思議(笑)
それから桃🍑サイドとは対象的に鬼島👹が
キモい!
マジでキモい!
久々にうわっ!て思った。
『恐解釈 花咲か爺さん』の意地悪爺さんもそうだったけど
ナチュラルにキモい人間を出してくるのがこのシリーズの目玉になるのかもしれんね。
それでは
今回もありがとうございました♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡