『永遠に僕のもの』

世界は泥棒と芸術家のものだ。


U-NEXTで観ました!



さてさて、急遽今夜の予定がなくなってどうしたもんかと頭を悩ませているいちかですが、わたしは元気です。


ということで、超適当な概要です。

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1971年、ブエノスアイレス。

後に天使のように美しいと言われた高校生のカルリートスは


ある豪邸にごく自然に空き巣として侵入し、盗みをはたらいていた。
カルリートスの家はどちらかというと裕福で、両親は真面目で善良だったもののカルリートスは一切の躊躇もなく悪事を行える少年で、少年院から出てきたばかりだった。

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欲望を満たすための窃盗?


カルリートス曰く

“他人のもの”など存在しない。


とのことで、さも当然であるかの如くに人の物を盗むんだ。

そして、それを他の人にプレゼントして気を引いたりしていたよ。


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それで人を手懐けるみたいな?


と言うよりは、常に誰かと繋がっていたかったとかそんな感じかな?

で、カルリートスは工業系の高校に転校したんだけど、そこで出会った


ラモン(左)の気を引こうとするんだ。


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また盗んだものをプレゼントしたの?


うんにゃ。

授業中にバーナーでラモンの背中から後頭部を炙るふりをしたんだ。

と言うか、少し炙った


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ヤバいやつじゃないか!!


ラモンは激怒してカルリートスをぶん殴るんだけど、


カルリートスの妖しい魅力に惹き付けられてしまい


気付けば仲良しになり、ラモンは自宅にカルリートスを招くんだよ。


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あ、そういう映画なのね。


それが違うんだよね。

カルリートスは両性愛者、もしくは全性愛者みたいな感じなんだと思うんだけど、ラモンは同性愛者ではないんだ。

むしろ同性愛者だと思われて激怒していたりしたよ。

ただ、目的のためなら男同士でキャッキャウフフも辞さない感じではあったけど。


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むー。

何だかよく分からないな。


とにかく、ラモンの家にカルリートスは招かれるんだけど、ラモン自身もラモンの両親も悪党だったこともあり、カルリートスはすごく気に入られるんだ。
家で拳銃を撃たせてもらったよ!

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随分アレな一家だな!


で、カルリートスはもう一度撃たせてほしいとおねだりするんだけど、弾は高いからダメだと断られるんだ。


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断り方が違う気がする!


するとカルリートスは


弾が高いなら盗めばいいじゃん?


と、さも当然のように言い、カルリートス、ラモン、ラモン父でガンショップで盗みまくっちゃおうぜ大作戦を決行!


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ダグラスの

(『DOGMAN ドッグマン』)

クズ父とはまた異なるヤバい一家だな!


作戦終了後、ラモン父はカルリートスを「盗みの天才」と評していたよ!

ただ同時にカルリートスが大胆不敵すぎて危うさも感じていた。

とはいえ手綱をきちんと握れば問題ない!ということで、充実した悪党ライフを送ることになるんだ。

だけど、自分の拳銃を手に入れた(盗品)カルリートスは、盗みに入った家で家主の老人を問答無用で射殺するなど、次第に危うさが際立っていき・・・

という、アルゼンチン史上最も凶悪にして、その美しさから多くの人々を魅了したという実在の殺人鬼カルロス・エドゥアルド・ロブレド・ブッチの姿を描いた青春クライムムービーだよ! 




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多分いちかはこういうの好きだよね?


お!さすがマシュマロちゃん!

よく分かったね!


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凶悪犯+美少年なんて、いちかの大好物じゃないか!


わたし別に凶悪犯も美少年も好きじゃないんだけど!

あれこれ映画といぶし銀のダンディストは好きだけどさ(笑)


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そもそも青春クライムムービーって何だよ!?


そらあそのまんまだよ!


ほら!

めっちゃ青春クライムって感じしない!?


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クライムはともかく、青春に拳銃は出てきませんから!


で、この映画のモデルとなった実在の凶悪犯カルロスは、19歳にして11件の殺人を含む33件の犯罪を犯し終身刑となり、今なお服役中らしいんだけど


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とんでもない19歳だな・・・


どうもこの映画、かなり忠実に再現されているみたいなんだ。

本当にそれが当たり前であるかのようにカルリートスは人を殺めてしまう。

とは言ってもあれこれ映画ではないのでグロいとかそういうことはなく、どちらかというと淡々と物語は進んでいくね。

そういう映画の雰囲気はすごく好みだったかな。

それから、カルリートスはあまり感情を表には出さないんだけど、時折ふと感情が表に出る瞬間だったり、心情を表すかのような曲の使い方はとても上手かったと思うよ。


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でも、その感情とか心情ってのがよく分かんないんだけど。


ん〜、寂しかったんじゃね?

寂しくて誰かと繋がっていたいんだけどその方法が分からなくて、さらにたまたまカルリートスが根っからのワルというかネジが少しぶっ飛んでいた。

だから盗んだものをPRESENT FOR YOUしか思いつかなくて、次第にそれが暴走していったというか・・・

まあ共感はできないけどカルリートスは美少年だとは思うし、作品としては好きだったかな。


終わり方とかわたしは好きだったよ。


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それ、ネタバレじゃない?


いや、実際の事件を元にしたお話だし大丈夫でしょ。

ということで、決して観ていて気持ちのよい作品ではありませんが、もし興味があればご覧になってみてください。




それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡