『シェラ・デ・コブレの幽霊』
いや、これは会社の同僚から教えてもらったよ。
フィルムが世界で2つしか残ってないとかなんとか。
で、
って騙されメンズに話したら、
だってさ(笑)
建築家でありながら心霊現象の調査なんかもしている
それは死んだ母親から電話がかかってくるという奇妙な出来事を調べてほしいというもの。
いちかの魔性に惹き付けられる騙されメンズのように、さっそくほいほいとマンドール邸を訪れるオライオン。
「骨ごと」ってやつだね(笑)
(※『ボーンズ・アンド・オール』参照)
マンドール邸にはマンドールの他に
美しい妻ヴィヴィアと
見るからに胡散臭いお手伝いさんのポリーナ
が暮らしていた。
そして、実はオライオンとポリーナは面識があったんだ。
オライオンは以前、メキシコ(だったかな?)のシェラ・デ・コブレという村で起きた殺人事件を調査したことがあって、そこでポリーナと会ったことがあるんだ。
うんにゃ。
あくまでも人間の手によるものだったんだよ。
死体で見つかったアメリカ人教師の女性はドラッグを盛られて殺されていたんだ。
で、マンドール邸を調査し始めたオライオンは、心霊現象を目の当たりにすることになる。
ポルターガイスト現象や、
油絵から幽霊が現れるのを目撃したり、ね。
ただ、その幽霊はマンドールの母親ではないんだよ。
最初はマンドールが取り憑かれて呪われているのかと思われたんだけど、どうやら幽霊はマンドールではなく妻のヴィヴィアに取り憑いていたことも分かるんだ。
そして、過去のシェラ・デ・コブレ村の事件に繋がる、ある秘密が明かされる・・・
まあ、ね。
それにホラー映画というよりはミステリーにホラーを足したような作品だったね。
マンドール邸の幽霊の正体は幽霊だよ(笑)
ただ、シェラ・デ・コブレの村の事件は幽霊の仕業ではないし、誰が犯人かは登場人物も少ないのですぐ分かっちゃうかな。
とはいえ、幽霊が絵から出てくるところとかさ、幽霊の造形とか最大限に力を尽くしたんじゃないかな?
おそらく当時は最先端のホラー映画だったんじゃないかな?とは思うよ。
実際本国アメリカでは試写で観た結果、“怖すぎて吐いた”だの、“トラウマになった”だの言われているみたいだし。
だけど、今観るとちっとも怖くないし、当時も“それは盛りすぎじゃない?”って思った人も多かったんじゃないかなー?
そもそもこの映画で吐いていたら、
これなんて、リアルにショック死しちゃうんじゃない?
(『テリファー 終わらない惨劇』参照)
それでは
今回もありがとうございました♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡