『シェラ・デ・コブレの幽霊』

“幽霊を信じてないけど怖い”


アマプラで観ました!



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古い映画・・・ということは、また騙されメンズ(※猫をかぶりまくっているため、まさか危険生物だとは夢にも思わないメンズたち)に教えてもらったのか?


いや、これは会社の同僚から教えてもらったよ。

フィルムが世界で2つしか残ってないとかなんとか。

で、


今日はこんな映画を観たよ!

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って騙されメンズに話したら、


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いちかさんは本当にマニアックだね!

マジで映画好きなんだなって感心してます!


だってさ(笑)


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まあ、確実にマニアック寄りな生き物ではあるな。




ということで、超適当な概要です。

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建築家でありながら心霊現象の調査なんかもしている


オライオンの元に


盲目の資産家マンドールから


依頼が舞い込むんだ。

それは死んだ母親から電話がかかってくるという奇妙な出来事を調べてほしいというもの。

いちかの魔性に惹き付けられる騙されメンズのように、さっそくほいほいとマンドール邸を訪れるオライオン。


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マンドール邸にほいほいと行くのはともかく、いちかにほいほいと惹き付けられては駄目ですよ!

骨も残りません!


「骨ごと」ってやつだね(笑)

(※『ボーンズ・アンド・オール』参照)


マンドール邸にはマンドールの他に


美しい妻ヴィヴィアと


見るからに胡散臭いお手伝いさんのポリーナ


が暮らしていた。

そして、実はオライオンとポリーナは面識があったんだ。

オライオンは以前、メキシコ(だったかな?)のシェラ・デ・コブレという村で起きた殺人事件を調査したことがあって、そこでポリーナと会ったことがあるんだ。


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その殺人事件は幽霊の仕業だったってこと?


うんにゃ。

あくまでも人間の手によるものだったんだよ。

死体で見つかったアメリカ人教師の女性はドラッグを盛られて殺されていたんだ。

で、マンドール邸を調査し始めたオライオンは、心霊現象を目の当たりにすることになる。

ポルターガイスト現象や、


油絵から幽霊が現れるのを目撃したり、ね。


ただ、その幽霊はマンドールの母親ではないんだよ。

最初はマンドールが取り憑かれて呪われているのかと思われたんだけど、どうやら幽霊はマンドールではなく妻のヴィヴィアに取り憑いていたことも分かるんだ。

そして、過去のシェラ・デ・コブレ村の事件に繋がる、ある秘密が明かされる・・・

という、1964年のホラー映画だよ! 




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まあ古い作品だし、当然怖くはないよね?


まあ、ね。

それにホラー映画というよりはミステリーにホラーを足したような作品だったね。


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ミステリー!

幽霊の正体は誰だ!?


マンドール邸の幽霊の正体は幽霊だよ(笑)

ただ、シェラ・デ・コブレの村の事件は幽霊の仕業ではないし、誰が犯人かは登場人物も少ないのですぐ分かっちゃうかな。


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何だよ!

推理のしがいがないな!


とはいえ、幽霊が絵から出てくるところとかさ、幽霊の造形とか最大限に力を尽くしたんじゃないかな?


おそらく当時は最先端のホラー映画だったんじゃないかな?とは思うよ。


実際本国アメリカでは試写で観た結果、“怖すぎて吐いた”だの、“トラウマになった”だの言われているみたいだし。

だけど、今観るとちっとも怖くないし、当時も“それは盛りすぎじゃない?”って思った人も多かったんじゃないかなー?

そもそもこの映画で吐いていたら、


これなんて、リアルにショック死しちゃうんじゃない?

(『テリファー 終わらない惨劇』参照)


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アートは不謹慎極まりないしなあ。


いちか的におもしろかったのは

オライオン邸のお手伝いさん(真ん中)


「あたしゃ幽霊なんて信じちゃいませんからね!」って感じのキャラクターなんだけど、これがまたいい味出していたよ!

それから、唐突にオライオンのビーチでナンパ大作戦!シーンが入ったりとか(笑)


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なんだそりゃ!


あの人、本当に夜のパーティーに来たのかな(笑)

そんな感じで、長らく幻の映画と言われていたみたいの作品でした。

今ならアマプラで普通に観れるので、もし興味があればぜひ観てみてね!

80分と短い作品なので、さくっと観れちゃいますよ!



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡