『哀れなるものたち』

会えてうれチーズ♪


ミッドランドスクエアシネマ2で観ました!




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これも話題の最新作だねえ。


そうそう。
最初知ったときは純粋におもしろそう!って思ったよ。
だけど、やれアカデミー賞何部門ノミネートだの、各回の著名人たちが絶賛だの大々的に取り上げられて、だんだんと疑念がわいてきた作品でもあるね!

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疑念?

どーせイチャモンだろ!


わたしにとってはSOTY(忖度オブザイヤー)そのものだった


『エブエブ(略)』と同じ臭いを感じたんだよ。


とはいえ、気になっていたのは確かだし、観てみないことには始まらないからね!


『機動戦士ガンダムSEED FREEDOM』の後に観てきたよ!


ということで早速だけど、超適当な概要です。

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物語はこの世界とは少し異なる


19世紀のロンドンから始まるよ。

※実際はまだモノクロです


若くして自ら命を断った一人の女性(名前忘れた💦)が

※実際はまだモノクロです


天才外科医のゴドウィン・バクスター(通称ゴッド)の手により


“ある処置”を施された上で蘇生させられるんだ。


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“ある処置”ってのが引っかかるな・・・


ああ、ちょっとしたことだよ。

お腹の中にいた赤ちゃんと女性の脳を入れ替えたんだよ。


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鬼畜の所業じゃねーか!!


とにかく女性は蘇生するんだけど脳が赤ちゃんになっているから、見た目は大人で中身は子どもになっちゃうんだよね。

で、ベラと名付けられた女性は表向きはゴッドの娘としていっしょに暮らし、ゴッドもベラに父親としての愛情を注いでいた。

そして、ベラは急速に中身が成長していたんだ。

そんな中、ゴッドはベラの成長記録を事細かに記すため、


医学生のマックス(左)を雇う。


マックスはベラと日々接するうちにベラに恋をして、ついにはゴッドからベラとの結婚を提案される。

ベラも意味が分かっているのかいないのか、マックスとの結婚を了承するんだ。


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でも、中身は子どもなんでしょ?


この時はまだ、ね。

で、法的な書類を準備するために呼ばれた


弁護士のダンカンは


半ば囚人契約のようでもあったベラとマックスの婚姻契約に興味を示し、ベラにちょっかいをかける。

その結果、屋敷に閉じ込められていたベラはダンカンといっしょに駆け落ちして広い世界を見るんだ!と、ゴッドとマックスに宣言し、屋敷を飛び出した!

そしてはるばるやって来たポーランド(だったっけ?)で、


“熱烈ジャンプ”のハレンチ三昧!


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は!?


こうしてベラの壮大な冒険は始まった!! 






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え?何?

何なのこの映画?


超絶賛されている、エロありグロありのダークなファンタジック冒険譚R-18だよ(笑)

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おもしろいの?

意味不明なんじゃないの?


ん〜・・・

映像はよかったし、役者さんたちもよかったよ。

特に、最初の方でベラを演じるエマ・ストーンさんが、見た目は大人、中身は子どもなベラを見事に演じきっていたのは本当にすごいと思う!

あと、映像もよかったよ。

ダークでグロテスクでもあるんだけど、ちょっとかわいらしい感じなんかがあってさ。

乱暴な例えをするなら・・・『Bloodborne』のメンシスの悪夢がもっととっつきやすくなったみたいな感じだったw


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例えが分かりにくいなー。


なんか頭と胴体を入れ替えられた生き物が出てきたりとか?

※画像は『Bloodborne』のものです


さすがにクソでかい脳みその前で1分間?


変なポーズを取らされたり、


蠢く肉片を平気でポッケに突っ込んだりする『Bloodborne』ほどではなかったけど(笑)


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そんな頭おかしいもんといっしょにすんじゃねーよ!

アカデミー賞11部門ノミネート作品だぞ!


『Bloodborne』ウィッチャー3ワイルドハント』『Fallout4』に次いで、2015年度ゲームオブザイヤー3位の作品だから、決して『哀れなるものたち』に劣っているわけじゃないよ!

むしろ、『Bloodborne』の方がはるかに素晴らしいとわたしは思ってるからね!


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分かった分かった!

で、肝心なお話はどうだったの?


⚠WARNING⚠

少しネタバレがあります!

あらかじめご了承の上、お進み下さい🙇‍♀💦

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ん〜『エブエブ』よりははるかにマシだけど、そんな絶賛するほどのものか?って思ったよw

間違いなくみんな大好きメタファーが散りばめられた作品だとは思うけど、わたしにゃそういうのはよく分からんからねw

見当違いかもしれないんだけど、大人の世界というか大人のおかしな部分だったり、女性の性の解放とか自由とかそういうものを描いているとは思うんだよ。

わたしゃ男らしさとか女らしさは本当にくだらないって思っていて、別に男でも女でも性に奔放だろうが何でもいいじゃんって思うのよ。

だから実際にそういう人が多いか否かはともかく、何を今さらって思っちゃうんだよね。

何ていうのか、野郎が勝手に思い描いた女性の性の解放みたいな気がしちゃったのよ。

それを斬新だ!みたいに有難がって持てはやしているだけのような気がするの。

比べるのは如何なものかとも思うけど、これなら『春画先生』の方がはるかにおもしろかったし、書かなかったけど『ラ・メゾン 小説家と娼婦』の方がよっぽどよかったと思うけどなー。


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それで全然見当違いだったらおもしろいけどねw


その可能性が十分あるから困っちゃうんだけどね(笑)

ただ、ラストに関してはいただけないよ。

結局辿り着いた先が、自分のお気に入りや仲良しだけで自分の周りを固めて、気に入らない奴はヤギと入れ替えて放し飼いでしょ?

何か大御所気取りの芸人が太鼓持ちで自分の周りを固めて、ふんぞり返っている姿と被ってしまったw

これなら徹底的にダークなエログロで、わけわからーんwって感じだった方が良かったような気がするよ。


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よーするに、いちかには合わなかったと。


雰囲気は嫌いじゃないんだけどねー。

まあ何が言いたいかっていうと、これが11部門ノミネートなら、


『哭悲 THE SADNESS』

『屋敷女』



アカデミー賞総ナメだよね!


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そんな作品が受賞するわけねーだろ!!



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡