『葬送のカーネーション』

世界にとって人間が生きる意味とは?


ミッドランドスクエアシネマ2で観ました!



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これを観てからさばのみりん焼きを食べにいったと。


鶏唐揚のめんたい風味ね!


本当は『枯れ葉』を観たかったんだけど


病院に間に合わなくなっちゃうから断念したんだよ。

一応今作も気になってはいたんだけどね・・・


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何かイマイチっぽい言い方だなあ。


先に言っちゃうとこれ、


以前観た『君は行く先を知らない』


と似たような系統の作品なんだよ。


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あー、事前に少し予習をしておくといいってことね。



ということで、適当な概要です。

かなりネタバレしているので⚠WARNING⚠でお願いします🙇‍♀💦

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まだ幼い少女のハリメは


祖母の遺体が入った棺を運ぶ祖父と共に、約束の地を目指して旅をしていた。


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約束の地?

宗教的なやつ?


故郷だよ。

ハリメの家族は戦火から逃れて来ていたんだ。

亡くなった祖母は自分を故郷に埋葬してほしいと祖父に頼んでいたみたいなんだよ。


で、とにかく棺を運んで旅をする。


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がっつり運んでる!!


そんな一風変わったロードムービーだよ! 






こんなこと言うのは失礼かもしれないんだけどさ・・・


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お!?何だ!?

またディスるのか!?


この映画は物語の中で語られることも少ないし、社会的な背景なんかに造詣が深ければまた違ってくるのかもしれないんだけど、


私の目には性格のクソ悪いジジイが無理矢理孫を連れ回しているようにしか見えなかった。


一応、祖父はハリメを預ける人がいない(ハリメは親を戦火で亡くしていて、どれぐらいの期間かは分からないけど、祖父と祖母と3人で暮らしていたっぽい。で、祖母も亡くなって祖父と2人になってしまった)とは言っていたけどね。

でも、ハリメはまだ子どもだから、道中で絵を書いたり、おもちゃで遊んでいたりするんだ。


それを祖父がいちいち辞めさせるんだよね。


挙げ句の果てには「いい加減に大人になれ!」なんて叱責してさ。

まだ子どもだよ?


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国が違うから、その辺りの感覚はちょっと分からないよね。


で、2人は基本的にはヒッチハイクで旅をするんだけど、手を差し伸べてくれる人たちはみんな親切なんだよ。

冒頭で車に乗せてくれた人たち(延々とどうでもいい話をし続ける感じが


『レザボア・ドッグス』みたいだったw)


もそうだし、


ごはんを食べさせてくれた羊飼いも


祖父に長靴をくれて、トラクターで棺を運んでくれたおっさんも、壊れた棺の代わりに頑丈なダンボールを用意してくれた大工の青年も


軽トラに乗せてくれた老夫婦も


(老婦人がハリメにお菓子(多分チョコレート)をくれたのに、ジジイが食べさせまいと取り上げたのがマジでイラッとした💢)

みんな優しいんだよ。


だけど、ジジイはほぼ礼すら言わない。
(※ごくわずかに礼を言う場面もあります)

何なん?
年長者は敬われて当然とか思ってんのかね?

とにかくそういうのが多くてひたすらに腹が立つ。

たとえ根底にどんなに深い愛を描いていたとしても、戦火の悲惨さを描いていたとしても、映画通の人たちに「お前は分かってないな(笑)」と小馬鹿にされても、わたしにゃ無理な作品だった。

せっかく描いたおばあちゃんの絵をジジイに破られて燃やされるような作品に、感動なんてできっこないね。


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(よっぽど嫌いなんだな・・・)


それでもハリメが見せる無邪気な姿や


一輪の葬送のカーネーションや


行けども行けども荒涼とした風景や


かわいい🐑羊🐏の群れ♡や、ロバにそんなふうに棺を運ばせるのか!?みたいな良さもあるっちゃああったけどね。

こんなこと言っておいてなんだけど、もし興味があれば観てみるのもいいと思います。



それでは

今回もありがとうございました♡

バイバイ!またね♡

Salut(サリュ)♡



  次回予告

(あの人かっこいい・・・)


人生は一度きり、おおらかに楽しまなきゃ!


華麗なる裏切りの舞を!

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※事情により予定を変更する場合があります。