『葬送のカーネーション』
鶏唐揚のめんたい風味ね!
本当は『枯れ葉』を観たかったんだけど
病院に間に合わなくなっちゃうから断念したんだよ。
一応今作も気になってはいたんだけどね・・・
先に言っちゃうとこれ、
以前観た『君は行く先を知らない』
と似たような系統の作品なんだよ。
故郷だよ。
ハリメの家族は戦火から逃れて来ていたんだ。
亡くなった祖母は自分を故郷に埋葬してほしいと祖父に頼んでいたみたいなんだよ。
で、とにかく棺を運んで旅をする。
こんなこと言うのは失礼かもしれないんだけどさ・・・
この映画は物語の中で語られることも少ないし、社会的な背景なんかに造詣が深ければまた違ってくるのかもしれないんだけど、
私の目には性格のクソ悪いジジイが無理矢理孫を連れ回しているようにしか見えなかった。
一応、祖父はハリメを預ける人がいない(ハリメは親を戦火で亡くしていて、どれぐらいの期間かは分からないけど、祖父と祖母と3人で暮らしていたっぽい。で、祖母も亡くなって祖父と2人になってしまった)とは言っていたけどね。
でも、ハリメはまだ子どもだから、道中で絵を書いたり、おもちゃで遊んでいたりするんだ。
それを祖父がいちいち辞めさせるんだよね。
挙げ句の果てには「いい加減に大人になれ!」なんて叱責してさ。
まだ子どもだよ?
で、2人は基本的にはヒッチハイクで旅をするんだけど、手を差し伸べてくれる人たちはみんな親切なんだよ。
冒頭で車に乗せてくれた人たち(延々とどうでもいい話をし続ける感じが
『レザボア・ドッグス』みたいだったw)
もそうだし、
とにかくそういうのが多くてひたすらに腹が立つ。
たとえ根底にどんなに深い愛を描いていたとしても、戦火の悲惨さを描いていたとしても、映画通の人たちに「お前は分かってないな(笑)」と小馬鹿にされても、わたしにゃ無理な作品だった。
せっかく描いたおばあちゃんの絵をジジイに破られて燃やされるような作品に、感動なんてできっこないね。
それでは
今回もありがとうございました♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡