『首』
我が体に宿る鬼よ、今こそ敵を討つ時!!
ああ、これはわたしが昔やってた『戦国大戦』で途中から追加された武将、鬼義重こと佐竹義重のセリフだよ。
イラストがかっこよくて、性能がおもしろくて、手に入ってから長い間使い続けていたよ。
未だにセリフも全部覚えてる。
戦国の世からツインテールが存在して、しかも漢の髪型だったなんて何だか感慨深くない?
ん?どしたの?マシュマロちゃん。
てっきり、何?
いやいや、マシュマロちゃん!
名古屋弁なんて今はえらい=しんどいぐらいしか使わんよ!
昔はけった=チャリなんかも使ってたけど。
それにわたしなんかでも
信長(左)ぎゃ、何言うとるかようわからん部分があったでかんわ!
なんのおおー!!だよw
そんな感じで今回の『首』は・・・
謀反を起こした荒木村重の有岡城を織田軍が落城させるところから始まるよ。
詳しいね、マシュマロちゃん。
そう、何もかも全て見捨てて生き延びた自分は、道端の糞としか言いようがない、みたいな意味を込めて名乗るんだっけ?
ま、作り話らしいけどね。あんまりそういう話をしているといつまで経っても終わらないので、さくっといくよ!
そんな感じで結局荒木には逃げられてしまうんだ。
そのことに荒木とできていた信長はご立腹。
ちょっと違うかな?
もう少し突っこんだところまでいった、ほぼ恋愛と言っていいものだと思うよ。
そして明智光秀(右)は
必ずや荒木を見つけ、捕らえると信長に誓うんだ。
そんな中、荒木は茶人の千利休
だから光秀の元に匿われることになる。
だけど、光秀と荒木ができているとは知らなくとも仲の良かったことは周知の事実だったから、光秀に疑いをかける者も多かった。
そこで光秀と荒木はある策を企てることになるんだけど・・・
一方、織田家中では信長の跡目争いが重臣たちの間で行われていた。
見事な手柄を立てた者を信長は跡目にするというけど、本心では息子の信雄に跡目を譲る気満々だった。
その決定的な証拠となる書状を羽柴秀吉(左)が入手する
強い野心を持つ秀吉は、自らが天下人となるために信長を出し抜き、光秀をハメようと暗躍をする・・・
そんな感じで信長、秀吉、光秀を中心に、山崎の戦いまでを武将たちのホレたハレたを織り交ぜて描いた作品だよ。
合戦として描かれているのは最初の有岡城攻めから鳥取城の飢え殺し、高天神城の戦い(家康)、備中高松城水攻め、本能寺の変、伊賀越え(家康)、山崎の戦いだね。
ちなみに北野作品を観るのは初めてだったけど、おもしろかったよ!
最初の合戦シーンなんかめちゃくちゃ迫力あったしね!
でも、意外とあれこれしていなかったな(笑)
※あくまでもいちか基準です。
しーてゆうなら、ここぐりゃーでねーか?
って、やっぱり難しいなw
それでも全然おもしろかったよ!
そんなのはどうでもいいんだよ。
結局歴史なんて何が真実かは分からないからね。
わずかな事実を壮大なフィクションで埋める、そこにロマンがあるじゃん。
わたしはこの映画の武将たちは好きだなー。
武士=忠義みたいなイメージもあるけど、実際にそれって徳川の世になってからのことだからね。
もちろん忠義の武士なんかもいたのは間違いないとは思うけど。
ただ、伝説の名将朝倉宗滴が
「武士は犬といえど、畜生といえど、勝つことが本にて候」
って言っているんだけど、これこそが鎌倉から続く武士の本来の姿で、この映画の武士はまさにそんな感じだったよ。
結局、それもどうなのかは分からないんだけどねー。
それから武将たちのキャラもよかったかな。
狂気の信長はすごく様になっていたし
家康(真ん中)のすっとぼけっぷりもいい味出ていたよ!
本多忠勝だね。
戦国最強なんてよく言われるけど、映画の中では服部半蔵(正成)が圧倒的だったよ。
次いで斎藤利三かな。
けっこう小物感が強かったかな(笑)
信長に対して「お国言葉でのご叱責、励みになります」みたいなよいしょをしたりしてさw
※ちなみに、本来はとんでもなくすごい人です。

これは秀吉(真ん中)、羽柴秀長(左)、黒田官兵衛(右)なんだけど
この3人が悪巧みしているシーンがおもしろかったよ!
特に秀吉と秀長なんて、しょーもないコントみたいで笑っちゃったw
けっこう笑ってる人も多かったかな?
そういう笑いを違和感なく盛り込んでいるのは純粋にすごいなって思ったよ。それでは
今日も来てくれてありがとう♡
バイバイ!またね♡
Salut(サリュ)♡
※案の定、容量オーバーで中途半端になってしまい、大変申し訳ありませんでした。