『白鍵と黒鍵の間に』
簡単な概要?
1988年の年末。
いちか、当時7歳。
当時の記憶、一切なし。
そもそもその頃は名古屋に住んでいたのか、他の街に住んでいたのかすら覚えていない。
昭和、平成、令和と、3つの時代を股にかけてきた人の中には
あの頃(昭和)はよかった-
と懐かしみ、ノスタルジックな感傷に耽る方もいるかもしれない。
しかし、わずかな期間とはいえ昭和を生きたわたしは
と、自分の昭和時代の記憶が全く無いことをいいことに、好き勝手なことを思っている。
しかし、そんなわたしにも昭和と聞いて脳裏によぎるものがあるのだ。
ザリのにおい
カナヘビのしっぽ
なんだかかっこいいオケラ
マムシだ!と怯えたアオダイショウ
叩きつけたカエル
羽をもいだトンボ
虫眼鏡で焼いた たくさんのアリ
これは失礼。
これは1988年(昭和63年)の年末、銀座のキャバレーでピアノを弾く博は・・・
そういえば、この映画にクリスタル・ケイさんが出ているというのを事前に知っていたが、わたしはクリスタル・ケイさんについてミュージシャンだということ以外は何も知らなかった。
そして実際に映画を観終わり、この話を書くにあたって画像を拾い集めている際に・・・
ここから本編?
別に求めちゃいないがね
セッションが熱かった!
そんな感じでした~
それが観れただけでも満足です♪
まあ物語的にいうのであればジャズのズの字も分からんわたしだけど、それでもよかったもんはよかったですw
池松壮亮さんが一人二役を演じたということでも話題になっている(よね?)作品ですが、
入れ替わりかな?成り代わりかな?
と、色々と予想できるとは思いますが、それに関してはぜひ劇場でご覧になってみてください。
そして、その池松壮亮さんがとてもよい雰囲気を醸し出していました。
正直、わたしはこの方のことをほとんど知らなくて
わたしの中では過去最高の池松壮亮さんでした♪
窪田正孝さん目当てで観に行くつもりだったけど、また楽しみが増しましたw
で、肝心の内容ですけど・・・
現と夢が入り混じったかのような雰囲気はすごくいいし、クセが強めな登場人物たちもすごくいいんです。
特に登場人物たちは、そのバックボーンや各々の物語に思いを馳せることもできて、わたしは好きだなー。
ということで、わたしはけっこうよかったです♪
中盤から終盤にかけてぐらいのセッションだけでも観る価値はあると思うので、興味があればぜひご覧になってみてください。
それでは
今日も来てくれてありがとう♡
バイバイ!またね♡
次回予告
※事情により予定を変更する場合があります。
容量ギリギリの中途半端なアンコール(ネタバレ)を
もう少しだけ書きます。
この物語は同じ年末の一日の出来事なんだけど、現在と3年前が混ざり合っています。
で、南が現在で、博くんは3年前の南なんだけど・・・
その3年間がループしていて、唯一混ざり合う瞬間がその年末の一日だった!
ってことなのかな?
で、ついにそこから脱却できた!
ゴッドファーザー愛のテーマと共に・・・
みたいな物語なのかな?
夢と現が混ざり合っていてはっきりしないけど、それも含めてノンシャラントということでw
まあでも、南と博が同一人物だけど、本人たちも含めて誰もそれに気が付かないのはいかがなものか(笑)?と思ったけど・・・
そうだよわたし、これ書きながら思い出したわw
手を見れば分かるって言っていたけど、本当じゃんw
まああれですかね、3年間で良くも悪くもそれだけ成長して変わったってことなんだろうし、外見なんてだーれも気にしてねーよ!ってことでw
先生も言っていたしね
みたいなこと(笑)
やりたいこと、好きなことを仕事にできるっていうのはとても幸せなことに思えるけど、それも考え方や受取り方次第なんだろうね。
ただ、やりたいことや好きなことをし続けるっていうことは本当はとても難しいことだとも思うけど。
とにかく、現と夢が入り混じる感じや雰囲気はすごく好きでした。
ただ、それが残念でもあったというか、もったいなかった気もするかな。
単純に好みの問題なんだろうけど、変にひねらずにもっとストレートなものが観たかったかなー。
いや、そもそもさ・・・
ゴッドファーザーを弾く事に何かとんでもない意味があるのかと思いきや、ほんとに会長のわがままだっただけかよw
もっととんでもないことになるかと思ったんだけどねー。
そして会長を観てたら