『オオカミの家』8/20鑑賞
簡単なあらすじ?
森の中にはオオカミがいて、見つかると食べられてしまうの。
オオカミは暗闇でもよく見えるし、鼻もよく効くし、小さな音だって聞き逃さない。
森の中では簡単に見つかってしまうし、見つかればたちまち食べられてしまうわ。
でも、この家の中にいれば安全よ。
オオカミは中に入ってこれないし、食べ物だってたくさんある。
不便じゃないように、あなたたちの前の蹄を手に、後ろの蹄を足にしてあげるわ。
ちゃんと言葉も教えてあげる。
だから、ここでいっしょにずうっと暮らしましょう。
時には歌を歌いながら、楽しく-
眠るのは嫌い 夢を見るから
森の中にはオオカミがいて、見つかると食べられてしまうの。
わたしたちを食べるのはオオカミよ。
アナ。
ペドロ。
どうして-
ネタバレがあります!
正直どこまで書いていいのかよく分からなかったので、この映画が何の映画なのか?ということまでは書いています!
具体的に何が起こるのか?は書いていませんが、根幹に関わるネタバレにはなると思うので、それを了承した上でこの先お進み下さい!
ネタバレという名の禁断の果実
キモい!キモい!!
キモい!!!
そんな作品でした。
何がそんなにキモいのか?
全てだよ!!
映像も、音も、話も全て!!
いや、あの次世代の変態アリ・アスター監督が絶賛するだけのことはあるな・・・
1mmの隙間もなく気持ち悪い(褒め言葉)からね!
頭がおかしすぎる(褒め言葉)!
予告編でも鳥肌立ったけど、本編なんて気持ち悪すぎて鳥肌立ちっぱなしだったからね!
この先ネタバレ注意だよ!
まあこの映画は冒頭とラストで明言されるんだけど、みんな大好きカルト村から逃げ出した少女?のマリアが、カルト村に帰りたくなって、オオカミ(カルト村の教祖、というよりファーザーの方がしっくりくるイメージ)に救いを求め、カルト村への帰還を果たしたよ!というお話です。
で、カルト村が
という、
『“おいでよ カルトの村!”を謳ったかのような、カルト村PRビデオ』
という体の作品となっています。
だから、カルト村という楽園から逃げ出したマリアが立てこもった家は、カルト村の加護が及ばずおぞましい悪夢に包まれるわけで、そこからオオカミのいる森(カルト村)へ帰りたくて帰りたくてたまらない!
お願い!オオカミさん!
わたしをカルト村へ連れてって♡
だけど、カルト村はカルト村で、ヘマをしたり悪さ(あくまでもカルト村基準)をしでかせば、オオカミさんのお仕置きが待ってるぞ!
ということで、留まっても悪夢、帰っても悪夢で
悪夢しかない!!
しかもおそらく・・・
※ここからはいちかの想像です
お仕置きって、絶対オオカミさんの欲望を満たす系のお仕置きだろ!?
いい子には蜜が与えられるって、そっちもオオカミさんの欲望を満たす系のいい子だろ!?
本当に・・・
ホント カルト村は地獄だぜ!
頼むからカルト村のオオカミさん!
赤ずきんに捕まってくれ!!
もしくは精鋭に狩られてくれ!
ちなみに、2Dと3Dが不気味に融合した表現や、起こる出来事やその描き方がいちか的にはあまりにも気持ち悪く、お見事の一言でした。
考察とかもできるんでしょうけど、単純に気持ち悪さを味わうだけでも楽しめる(?)ので、一見の価値はありますよ!
この作品、わたしはキモいけど頭がおかしすぎて(褒め言葉)好きですw
それから本編より先に、同時上映の短編
が、流れます。
こちらはけっこうシュールな感じもあって、わたしはめっちゃ好きでした♡
↓おまけ♡
それでは
今日も来てくれてありがとう♡
バイバイ!またね♡
次回予告
マリーアァー、マリィアァァー。外には怖いものがたくさんだ。怖いものなど見たくないだろう?
あまいぞ!ワシが見ている世界を見せてやるわ!!
※事情により予定を変更する場合があります。