『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』8/7鑑賞
簡単なあらすじ?
むかしむかし、というほど昔でもないむかし・・・
あるところにひとりの女の子がいました。
ですが、その女の子は本当は男の子で、どういうわけか自分のことを女の子だと思ってしまったのでした。
男の子のようなものを好まず男の子のような振る舞いをしなかった彼女は、やがて“男らしくあれ!”とする両親から厳しい言葉を浴びせられ、強く打たれるなんてことは珍しいことではなくなりました。
成長するにしたがい次第に大きくなってきた女の子は、やがて両親よりも大きくなり、その頃には物で打たれるようになっていました。
いつしか“男らしくあれ”というよりは、両親にとっては単純に気に入らなかった出来損ないのようなものであり、気晴らしのような存在にされていました。
その代わりに、彼女は町で同年代の若者たちに“女々しいやつめ!”と石つぶてを浴びるようになりました。
彼女はいつしか泣くこともなくなり、身を守る術を学び、気づいたときには彼女の体には怪物が巻き付いていました。
蛇のような姿をしたその怪物は、彼女の体に巻き付きながら、鋭い爪の生えた小さな腕と足を彼女の体に食い込ませ、必死でしがみついているようにも見えました。
他の人には見えないその怪物は、彼女の言葉は理解しているようでしたが、その言葉に応えることはありませんでした。
ただ、彼女とそっくりな可愛げのない鋭い瞳で見つめるばかりで。
そんな怪物との生活は、特に不便ではありませんでしたが、時折怪物が駄々をこねるように彼女の体を強く締め付け、その度彼女は苦しく痛い思いをしました。
あれからどれくらい月日が過ぎたでしょうか。
すっかり大きくなった彼女とともに怪物も彼女の体に合わせて随分と大きく、精悍になっていました。
ですがあの可愛げのない瞳だけは変わらず、時々彼女を強く締め上げるのも変わりません。
そんなある日、彼女は奇妙な薬を飲み始めました。
それは体を少しだけ作り変える薬。
いつしか彼女であることを諦めていた彼女ですが、彼女になろうと一歩を踏み出した瞬間でした。
それから彼女は薬を飲み続け、服を少しづつ変え、化粧をし、あるべき名を名乗り、少しづつ少しづつ変わり始めました。
彼女が変わっていくにつれ、怪物は少しづつ小さく、少しづつ精悍さを失い、その色すら薄れていきました。
そしてついに、彼女の体から医者が取り除くことに成功しました。
それは彼女に穿たれた呪い。
目を覚ました彼女の体には、もう怪物の姿はありませんでした。
遂に彼女になった彼女。
穿たれた呪いから開放され、彼女は喜びを噛みしめる日々を過ごしていました。
ですが、時折彼女はひどく苦しみます。
それは何かが彼女の体を強く強く締め上げるから。
彼女の体に巻き付き、小さな手足の爪を完全に彼女の体に食い込ませ、力の限り彼女を締め上げる何か。
すっかり色が薄れ、消えてしまったと思っていたそれは、決して消えたわけではありませんでした。
何かの拍子にそれは以前よりもはっきりとその姿を現します。
以前よりも精悍な姿で。
そして、以前よりも強い強い力で彼女を締め上げる。
その苦しみや痛みは、以前の比ではありませんでした。
彼女は気づいていました。
わたしがあなたから逃れることはできないと。
ずっとずっと前から、本当は気づいていました。
わたしと心臓を同じくするそれ。
怪物。
ねえ、怪物。
あなたは一体なに?
怪物は彼女と同じ、鋭く可愛げのない瞳で彼女を見つめます。
わたしは鎖。
名前は性別。
あなたを縛る“性別の鎖”
その声は彼女のものでしたが、それが彼女の言葉なのか、怪物の言葉なのかは分かりませんでした。
なんて話が浮かんだけど、さすがにないよな!
ネタバレがあります!
申し訳ないけど、ネタバレなしは厳しかったです!
そのくせあらすじ?が全く機能しなくなってきています!
その代わりに予告を載せるようにしたので、気になったら予告編を観るか、他の方の素敵なレビューを読んでくださいね♡
そろそろ調子にのったおばさんを片してしまうか・・・
テレビの役者として落ちぶれ始めていたリックが、一念発起して銀幕スターに転身して再起を図る-
そんな人生立て直しストーリーかと思いきや・・・
いや、実際そうなんだよ。
自分で自分を駄目だ駄目だと思い込んでいたリックは
そういう面は確かにあって、もちろんそれも気持ちいいんだけど、この映画は実在の人物がけっこう出てくるのね。
どこまでが実在の人物なのかはよく分からんけどw
ただわたしは・・・
ロマン・ポランスキーと
シャロン・テートが出てきて
さらに進むと・・・

これがアメリカ人の幸せな家族だ
嫌な予感が的中じゃないか!!
チャールズ・ミルズ・マンソン(Charles Milles Manson 1934-2017
アメリカに存在したヒッピーコミューンの指導者であり犯罪者。1960年代末から1970年代の初めにかけて、カリフォルニア州にて「ファミリー(マンソン・ファミリー)」の名で知られるコミューンを率いて集団生活をしていた。
Wikipediaより
1969年8月9日、ロマン・ポランスキーの妻で当時妊娠8ヶ月だった女優のシャロン・テートと、元婚約者で世界的なヘア・スタイリストのジェイ・セブリング、夫ポランスキーの親友ヴォイテック・フライコウスキー、その恋人でコーヒー財閥の相続人アビゲイル・フォルジャーが自宅でマンソン・ファミリーに襲撃され、惨殺される。
Wikipediaより
そんなことを思っていたけど・・
まさかの展開に、おばさんは本当にこんな表情になった!
そして・・・
正直いつものぐだぐだとか、ところどころはおもしろいんだけど、全体的にはイマイチかな・・・って思いきや、最後の最後で一気にひっくり返した!
それでは
今日も来てくれてありがとう♡
バイバイ!またね♡
次回予告
おーい!遊びにきたぞ!
わーい!ブラピだー♪
※事情により予定を変更する場合があります。