ネタバレ厳禁な作品ですが、一応少しだけ···
『search/#サーチ2』
『search/サーチ』ではお父さんが行方不明になった娘を探すのに対し、『search/#サーチ2』では娘が行方不明になったお母さんを探します。
逆になっているんですよね。
つまりはそういうことです。
これでわかったらすごいけどねw
で、こっから先はわたしって本当にクソだなってつくづく思う、そんなお話になります。
なんかさ、他人の不幸は蜜の味なんて言うじゃん?
実際に周りにも人の不幸や失敗を嬉しそうにしゃべるやついるけどさ。
何が楽しいのか全然わからんけど。
わたしはクソだけどそういう部分ってなくて、基本的には興味ないけど一部の人に対しては大丈夫かな?と心配になることはあります。
一部の人ってのは仲のいい人だったり、好きな人(恋愛的な好きではなく)に対してね。
で、逆に人の幸せに対して何であいつが!とか文句言うやつもいるじゃん?
こちらも基本的には興味がないけど、やっぱり一部の人に対してはよかった!って思うし、自分も幸せな気持ちをおすそ分けしてもらえたような気持ちになることもあります。
ただ不思議なもので、あれこれに関することだと少し変わってくるんだよね。
以前、結局わたしの根底にあるのはただの嫉妬だよ、みたいなことを書きました。
それは決して間違いではありません。
こっから先は以前書いたこととけっこう被っているし、補足的な部分もあるかも。
ちなみにあれこれっていうのはあれね。
女性化関連の中でも、
名前を女性としての名前に変更しました!とか
無事に手術終わりました!とか
性別を女性に変更しました!とか
そういう類の話ね。
で、あれこれ絡みの幸せな話に関しては面識のない人とはいえ、ああよかったなって思うこともあれば、いいなぁ···って思うこともあります。
そして大抵その後に、それに比べてわたしは···ってなっちゃうんだよね。
鈴木実貴子ズが『Setogiwa』という曲で
他人と比べて自分を測って
落ち込んだって何もならん
と歌っているけど、これはわりとありがちなフレーズとはいえ、本当にその通りだと思う。
で、比べるにしてもそれをいい方向に持っていければいいけど、実際はただへこんで卑屈になるだけで終わることが多いし、それをしてしまいがちなんだよね。
わたし、自分のこういうところほんとに良くないと思うんだけどさ。
先日『FRANK フランク』という映画を観て気分が沈みかけましたw
当然あの映画ではわたしは平凡で才能のないジョンなわけで、いや実際はそれ以下なんだけど。
フランクという圧倒的な才能(が本当にある人なのかはさておき)を前に、勝手に打ちのめされる人なわけです。
遠くから羨ましがって指くわえて眺めているだけの人。
なんか惨めに思えてくるんだよね。
ただ、次の日に仕事終わりにごはん(中華)を食べに行って、全体的においしかったんだけど特に杏仁豆腐がすごくおいしくて、気分が上がりましたw
かと思いきや、次の日早々に性別変更しました♡という幸せな話をたまたま見て、わたしは胸の中で嗚呼良かったな、と勝手に祝福して、それに比べてわたしの何と惨めなことか!となんかしらんけとまた勝手に沈むとw
わたし、熱帯雨林の天気みたいじゃんw
ほんとに何なんだろw
こんなことを言うのはよくないかもしれないけど、わたしは女性として生活していくことを望んでいるわけじゃないんだよね。
いや、わたしは自分のことをおばさんのようなものだと認識しているよ。
ついでになるけど、多分一度も言わなかったことなんだけど、別にわたしは心が女だから〜とか魂が女だから〜とか言うつもりはないよ。
ただ自分でも何でかはわからんけど、そう認識しちゃったんだもん。
少なくともわたしにとっては、理屈じゃないんだよ。
正直そんなん誰にもわかんないことだと思うし、誰かに判断を委ねることでもないと思う。
ただ、わたしはそう認識しちゃったから、少しでも近づきたいしそう見られるようになりたいと思って、ぐだぐだ悩んで迷ってへこみながらも、わたし自身やわたしの状況と天秤にかけつつあがいているだけで。
わたしは女性として生活していくことを望んではいません。
だから、女性になりました♡っていうのを見ても、祝福するだけでいいはずなんだよ。
落ちる必要なんてないじゃん?
わたしはそれを望んでいないんだもん。
名前は変えたい!!って強く思うけどね。
だから、それに関しては落ちるのはしょうがないw
あと、体をなんとかしたい。
段階を踏んでやってきたけど、結局はこれに尽きてしまう。
わたし他の人がどうなのかってほんとに全然わかんないんだけど、わたしにとってそもそもの出発点はそこだったからさ。
自分の体に対する不快感、嫌悪、憎悪。
だから、それをなんとかしたい。
「俺達で新たな世をつくるのだ!」
と言わんばかりにわたしの体に桶狭間合戦を勃発させたい!
毛利良勝(新介)に今川駿河守三河守義元の首を討ち取ったかのように忌々しいアレを討ち取ってもらいたい!
そっちの気持ちの方がはるかに強いはずなんだけどな。
そういえば、病院であれこれの診断書をもらうとき、てかもらおうと思ったら既に準備されていたんだけど、あれってテンプレでもあるのかな?
なんかそんな感じがするんだけど。
その診断書には
「いずれは性別を女性に変更し、女性として生活していくことを望んで〜」
みたいなことが書いてあったんだけど、わたしそこまでは望んでいないんですけどー、って伝えたのよ。
そしたら
「そうですか。まあでも、とりあえず書いておけばいいと思うよ」
ってなったんだけど、そういうもんなの?
ちなみに会社にもそう伝えています。
わたしは今のままでいいから、休みだけくれ!ってw
だけどさあ、この手の話で落ちるっていうのは、結局女性として社会に溶け込むことを本当は望んでんのかな?
わたしはそれができなくて、できないことは最初からわかった上であれこれを始めたけど、結局それを理由にして望まなかっただけなのかなあ?
仮にそれが可能だったら、わたしは望んでいたのかなあ?
とか色々考えていたら
なんかもう、自分のことだけどこんがらがってよくわからんくなってきたw
···いや、待てよ。
わたしは女性として見られるようになりたいとは思っているけど、そこまでには到底達していない。
一方で性別変更まで行けた人っていうのは=それなりのパス度(女性に見える容姿)がある(はず)。
そこを比べてるだけなのか?
つまり、見た目!?見た目の話なのか!?
ぐだぐだと御託を並べたところで、結局は見た目で劣等感を抱いているだけなのか!?
華麗なる本物たちの姿を見て、紛い物の中の紛い物なわたしが恐れ多くも勝手に劣等感を抱いているだけなのか!?
ただのゴミクズ、最下等なババアもどきにすぎないわたしごときが!?
そうだ!カマ野郎!
貴様はウジ虫だ!
地球で最下等の生命体だ!
貴様は人間ではない!
両生動物のクソをかき集めた値打ちしかない!
わかったかウジ虫!
貴様ごときウジ虫がババアになれるわけはないだろ!
俺の使命は貴様のようなMtFの中の害虫を狩り取ることだ!
立派な愛すべきMtFたちの中の恥となる害虫を!
貴様のようなウジ虫は、ただ淡々とやることだけやって隅でこそこそしているか、いっそ全部ネタにして笑い飛ばすしかないんだよ!
たとえ笑えなくてもだ!
わかったかウジ虫!
ふざけるな!ぼそぼそしゃべるな!
腹から声出せ!
タマ落としたか!
Sir!もうありません!Sir!
ふざけるな!もっと気合い入れろ!!
あ(濁点をつけたい)ー、
めんどくせえ!
めんどくせえババアだな!
わたし、ほんとにわたし嫌いだわー。
めんどくせえし、ウザいし、近寄りたくない!
で、このあと、とんでもなく規格外の映画を観て、完全に脱力して色々と全部持っていかれましたw
なので、クソみたいに単純というのも、わたしを構成する重要なクソ要素ということで、
ほんとにわたしってクソだよなー、というお話でしたとさ。