今回、全然言いたいこと言えずに終わったw
ということで、補足します。
とりあえず続きです。
いちかおばさんの場合⑦
⚠WARNING⚠
何度も書いたりしゃべったりしているんですけど、
わたしは39歳の6月末からいわゆる女性化を始めました。
髪の毛を伸ばす期間も含めるなら、もう少し前からになりますが。
で、
よし!今日から始めちゃおうかなー♪
みたいな軽い気持ちで始めたわけではありません。
これでもさんざん悩んで、考えて始めました。
そうは思えないかもしれないけどw
やっぱりわたしはおばさん(のようなもの)になりたい!
という気持ちが
わたしの中で鎖を引きちぎった!
というわけではなく、ある種必然だったのかもしれません。
火の無き灰が残り火を求めるように。
とはいえ、何をどう進めればいいのかもわからないので、
他のMtFの先駆者の方たち、有名な方や一般の方たちを含めて、
とにかく色んな方の経験や体験、記録や考え方などを読んだり見たりして、
情報を貪欲に吸収しました。
女性ホルモンとはなんぞや?とかガイドラインとはなんぞや?とか、
そういったものも含めて。
もっと具体的なこと、じゃあ女性ホルモンの錠剤はどうやって入手するのか?
女性ホルモンの注射を打ってもらうなら?
どれぐらいの頻度で、どれぐらいの量を?とか。
病院はどこに行けばいいのか?とか。
服はどうやって選べばいいのか?メイクはどうすればいいのか?
カミングアウトのこと、健康上のリスクのこと、手術のこと···
とにかく多岐にわたり様々な情報をかき集めました。
そういったものをすべて、自分なりに噛み砕いて、
じゃあ自分はどこまでできるのか?リスクを許容できるのか?
覚悟はあるのか?
足りない頭をフル回転させて、考えて悩み、そして体調が悪くなりましたw
そんな日々を何ヶ月か過ごし、それでも決められなかったです。
勇気がなかっただけかもしれませんが。
でも、数年前に出会った名前も知らないある人の言葉をちょっと思い出し、
それがきっかけとなり、背中を押してもらって一歩を踏み出しました。
結果的にわたしは周りや状況には恵まれていたのは救いでした。
それでも、なーんもうまくいかんよw
心のどこかにあった淡い期待なんて、
余裕で打ち砕かれるからねw
そもそも始めるのも遅かったから、しょうがないけど。
そんな感じで、今も当然試行錯誤の毎日だし、
それは今後も一生続いていくでしょうね。
それでも今は、それを楽しむ余裕みたいなのも少しできました。
もちろん、女性化を始めてからも嫌なことはいっぱいありました。
馬鹿にされたり、笑われたことももちろんあります。
後ろ指指されることもあるし、
ヤバいやつランキング一位
に認定されることもあったらしいw
大切だった人も去ってしまいました···
めちゃくちゃへこむこともありました。
でも、それでも、逆に知り合えた人も少なからずいるし、
こんなクソババアでも良くしてもらえる方もいて
わたしは本当に感謝しています。
心より愛を込めて、ありがとう。
特殊な事情があるからフェアではないかもしれないけど···
わたしは正直な話、女性化を始める前の39年間、
平穏な時期もあるにはあったけど、はっきりいってクソすぎました。
常にDIOの「チェックメイトだ!!」みたいな感じが続いている感じw
冗談ではなく落ちるとこまで落ちたし、
さすがのわたしもここでは書けないこともたくさんありました。
なので、それに比べれば断然今がいいんです。
だから、女性化を始めたことに対する
後悔なんて1mmもありません。
おそらく多くのMtFの方もそうではないかと思います。
始めたことに対する後悔ってないんじゃないかな?
真剣に考えて、悩んで、覚悟して決めることだから。
もちろん中には後悔している方もいるかもしれない。
実際、性別変更したけどやっぱり元の性別に戻したいと考える人もいるみたいだし。
でもさ、だからといって、
みんながみんな後悔するわけじゃないじゃん。
性同一性障害なんてない!って意見もあるみたいだし、
現実から目をそらし、性同一性障害という幻想にしがみつき、
それのせいにして逃げているだけだ!って意見もあるみたいだけど···
結局それってその人がそう思っているだけで、
だからといってわたしが、あなたがそうだとは限らないじゃん?
外野はもちろん、たとえ当事者だろうが、どんな権威を振りかざそうが、専門家だろうが、
どうして勝手に決めつけることができるの?
そういう人たちにとっての真実が、
わたしやあなたにとっての真実とは限らないからね。
少なくともわたしは39年間逃げ続けてきて、
ようやく向き合えた。
これでも全力で立ち向かっているんだぜ?
とりあえず言いたいのは
遠くで戦っているあなた、
どうか挫けないで。
わたしも逃げないから。
というわけで、まだ少し先だけど
6月末にSRSを受けにタイへ行ってきます。
その辺りのお話は、
またそのうちするかもしれないし、しないかもしれません。
とりあえず、これでいったんお仕舞い。
続きはまたそのうち。
というようなことを少しぐだぐだしゃべって、長々とだらだら書いています。