まえがき
『ザ・セル』
ここは私の世界 私が支配者よ
簡単に言うと…
最新鋭の医療機関キャンベルセンターで働く小児精神科医のキャサリンは、他者の精神世界に入るという装置を用いて昏睡状態に陥っていた少年エドワードの精神世界で対話を試みるという実験的な治療に携わっていましたが、中々進展がありませんでした。そんなキャサリンのもとに、FBI捜査官のピーターたちは昏睡状態に陥った連続猟奇殺人犯のカールを運び込みます。カールにより監禁されている被害者の居所を探ってほしいということでした。キャサリンはカールの精神世界に入りますが、
そこはあまりにもおぞましい狂気の世界でした。
というお話になります。
⚠WARNING⚠
終盤のネタバレがあります!!
よりによって終盤のネタバレです!!
ただこの映画は視覚的に楽しむ映画でもあるので、ネタバレしても十分楽しめるのではないかと思います!
ぜひ一度、この狂気の世界を堪能してみてください!
こんなん読んでる時間ももったいない♡
これ、めっちゃ好きな映画です♡
初めて観たときは、それはそれは衝撃を受けたよ!
てかこれ、2000年の映画だったのね···
そんなに前だったのか···
アマプラで配信されたことに気付いて、懐かしくて久々に観ました。
連続猟奇殺人犯の精神世界に入るということで、とにかく描かれる精神世界がお見事です!
『サイレント・ヒル』の悪夢の世界を彷彿とさせるような、狂気と美しさが入り混じったかのような妖しい世界。
エグく、妖しく、美しく
ですw
わたしはこういう精神世界や悪夢の世界を描いた作品が大好きです♡
ちなみに、痛い系のあれこれがあります。
苦手な方は閲覧注意で。
深淵の入り口
で、ネタバレになっちゃうけど、終盤ではカールの精神世界に入るのではなく、逆にカールをキャサリンの精神世界に入れるのね。
キャサリンの精神世界はカールとは真逆で、とても美しくて神秘的で楽園のような世界。
さあ、楽園の門が開かれる
だけど、そこにカールの心の闇というか魔王も入ってしまうわけで、魔王が姿を現そうとするその時に、楽園のような世界がじわじわと闇に蝕まれていくわけですよ。
そこがめちゃくちゃ好きです♡
そして姿を現す魔王!!
威風堂々
妖しい動きで挑発してくる魔王に対し、キャサリンも聖女の様な姿を脱ぎ捨てます!
そして自身も闇に蝕まれたかのような戦士の姿に!
もうね、ここがめちゃくちゃかっこいいです♡
そしてあっけなくやられる魔王w
それから、連続猟奇殺人犯のカールとカールの心の闇を演じたヴィンセント・ドノフリオさんが最高過ぎます!
ヴィンセント・ドノフリオさんは『フルメタル・ジャケット』の微笑みデブ二等兵のイメージが強いかもだけど、いちか的には『ザ・セル』の方が好きです♡
『エド・ウッド』のオーソン・ウェルズ役が一番よかったけどね!
とにかく色んな姿と変態っぷりで魅せてくれるので、そういった面でも楽しめますよ!
『ザ・セル』のカールたち
圧巻の衣装!!
屋敷男!?
最終決戦仕様
凛々しい瞳♡
それでは
最後まで読んでいただいてありがとうございました♡
あなたに幸あれ♡
次回予告
衣装が特徴的な作品でもありました
※事情により予定を変更する場合もあります。