まえがき
『ちょっと思い出しただけ』
Amazon Prime Video
言えるうちに言っておいたほうがいい
簡単に言うと…
タクシー運転手の葉(よう)と、照明スタッフとして働く照生(てるお)。かつて恋人同士だったけど、今は別々の道を歩んでいた2人。それは2021年の7月26日。その日葉は偶然照生の姿を見ます。その日は照生の誕生日だったこともあり、葉は照生と出会ってから今までの6年間のことを思い出していきます。
7月26日だけを一年づつ遡りながら…
というお話になっています。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』 から着想を得て撮られた作品だそうです。
⚠WARNING⚠
今回、ネタバレはないよ!
そして今回、過去最高級に薄っぺらかもしれない!
びっくりして腰抜かしちゃう前に、ここで戻ろうぜ!
さすがに薄すぎんだろw
単刀直入に言います。
この映画、
わたしが観た
今年公開された映画と、
今年初めて観た映画の中で、
✨圧倒的に一番かもしれない✨
まあまだ今年は終わってないし、まだまだ映画は観るつもりだけど、ちょっとこの作品を超える映画は出てこない気がします。
なんなら今まで観てきた映画の中でも間違いなくトップクラスの作品。
もう、何もかもすべてがよかった!!
ストーリーも、役者さんの演技も、演出も、それこそ音楽に至るまで
わたしの中では、何もかも完璧な作品でした✨
別に感動して泣いたとか、そういうことはないんですよ。
胸が熱くなるとか痛くなるとか、いや、ほんの少し痛くなったけど、そういうこともないんですよ。
2人の男女の別れから出会いまでの一部分を描いただけの映画。
本当にただそれだけの映画なんですよ。
なのに何でこんなに響くんだろう?
よかった映画はたくさんありました。
中でも今年観た特に素晴らしかった映画って
- 号泣した『劇場版ヴァイオレット・エヴァーガーデン』
- 号泣した『湯を沸かすほどの熱い愛』
- 泣き続けた『マイ・ブロークン・マリコ』
- 久々に恐怖を感じた『女神の継承』
- 再び映画の楽しさに気付かせてくれた『犬王』
- 何でもないはずなのになぜかよかった『パターソン』
- 声に騙された『ギルティ』
このあたりだと思うんですよ。
でもこの『ちょっと思い出しただけ』は
一歩も二歩も先にいるんですよね、わたしの中では。
正直、最初は舐めてたんですよ。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』の方が全然よくない?って思っていたし、なんだよただのラブストーリーかよって思ったんだよね。
でも、観ていくうちに、じわじわと染み込んでくるというか、味わいが変わってくるというか…
気付いたら完全に染まっていました。
あー、もういいや。
アマプラに加入している方、
絶対観て!
これを無料で(年会費はかかってるけど)観れるのは、本当にしあわせだと思うよ。
『屋敷女』とか観てキャッキャしているおばさんの言うことなんて当てにならんかもしれないけど、絶対観て!
本当に素晴らしい1時間55分になるから!
それから、ほんとは観てなくても全然問題ないよ!って書くつもりだったけど、可能なら先に『ナイト・オン・ザ・プラネット』を観てから観るのをオススメします。
それからできれば『パターソン』も。
多分、観てないのと観てるのとでは、味わいがかなり変化すると思います。
予想よりはるかに『ナイト・オン・ザ・プラネット』してるからね。
なんなら『ナイト・オン・ザ・プラネット』のワンシーンが映画の中で流れるし。
『ナイト・オン・ザ・プラネット』のネタもちょくちょくあるし。
正確には『ナイト・オン・ザ・プラネット』のロサンゼルスのエピソードだけど。
ウィノナ・ライダーさんのお話ね。
あのエピソードのウィノナ・ライダーさんは、確かにかっこよかった!
「あなた映画スターにならない?」のあのネタは本当に大好き!
なんなら主題歌まで『ナイト・オン・ザ・プラネット』してるからね!
残念ながらベアトリス・ダルさんのネタはありませんw
あのエピソードもわたしは大好きです♡
それにしても結局のところ、わたしも自分のことばっかだったんだろうなあ…
だからといってやめるつもりもなかったし、今さらどうしようもないことなんだけどさ。
そんなことをこの映画を観終わって
ちょっと思い出しただけ
って、またかよw
しかし本当に「いい映画を観て生きたいと思い、電車に乗り遅れてまた死にたくなる」だね。
ちなみに真の一番は当然…
『屋敷女』一択ですw
それでは
最後まで読んでいただいてありがとうございました♡
あなたに幸あれ♡
次回予告
えー?またスプラッター?飽きたー
料理一筋約8年。丹精込めて調理します
凄腕シェフの料理に舌鼓をうつ映画だよ!(ウソ)
※事情により予定を変更する場合もあります。