個人的に映画は90分から120分ぐらいの作品が、一番丁度いい長さだと思っています。
なので、120分を超えてくると少し観るのをためらっちゃいます。
おもしろければいいんですけど、つまらなかったときのがっかり感がつらいので…
でも、それなりにでもおもしろかったときは、それだけで評価は上がりますw
今回観た映画は約150分。
さてさて、どうなることか…


  『哭声/コクソン』

Amazon Prime Video


普段はあまり観ない韓国映画になります。
韓国映画もおもしろそうな作品がけっこうあるんですけどねー。
なんかコンプレックスから韓国的なものを避けてしまう傾向ががががが…


 あらすじ

平和な田舎の村、谷城(コクソン)で残虐な殺人事件が起こります。錯乱状態に陥った家族による犯行でした。しかし、事件の捜査にあたる刑事ジョングは、村の外れの山奥で暮らす日本人男性が事件に関わっているのではないか、という話を耳にします…
こんな感じの内容になっています。
相変わらず適当です。



WARNING

ネタバレは極力なしでいきます!
ネタバレしちゃダメな作品だと思うので。
でも若干ネタバレになっちゃうかも…
嫌だなーと思ったらここで戻ってね!





















多分観る人によって捉え方がかわる映画だと思います。
んで、見終わった後に誰かとこの映画についてしゃべりたくなるような映画。


わたしは結局人間は誰しも、正解とか間違いじゃなくて、科学的だとかオカルト的だとかでもなく

自分が信じたいものを、信じたいように信じることしかできない

と思っています。
まさにそんな映画でした。


事件の元凶は間違いなくアレなんだけど、同じ状況に陥ったときに他のものに原因を求めてしまわない自信はないかな。
ジョングのように、きっとよそ者のせいだ!と思ってしまうかもしれない。
先入観や思い込みにとらわれないようにしなきゃいけないね。
それこそ、科学とオカルトの両方の視点から物事を見れる風海警部補のようにさ。
うん、薄っぺらい感想!


誰も彼もがいい感じに胡散臭くてよかったよ!
特に韓国の祈祷師のおっさん。
最高に胡散臭い!
『カルト』の龍玄さんとタッグを組んでほしかったりw


わたしは頭が弱いのであんまり理解できないかな?と思っていましたが、最後まで楽しめました。
何が正解かはわからないにせよ、一応自分なりの答えも出せたので、そこまで複雑なお話ではないかと思います。
ただ、多少納得できないというか、理解に苦しむ部分もありましたが…


最初の方のジョングの駄目警官っぷりなどがコミカルにえがかれていることもあって、終始陰鬱な気分になるわけではないのでそこまで覚悟して観なくても大丈夫!
長さを感じさせない良い映画だったよ!
『女神の継承』も楽しみ♡



最後まで読んでいただいてありがとうございました♡