蓮からシュウメイギクへ | 東園寺のブログ

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今朝開花の蓮です。白はこれが今年最後の花となるでしょう。

 

また来年って感じです。

寺の庭というものは悟りや、悟りの世界そのものである大自然を表現したものと言われますが、それが継続して良い状態を保つ為にはそれなりに人の手が必要です。っていうか、人出が無ければ雑草だらけの空間になります。

この蓮も桜が開花する頃に鉢から根を取り出し、余計な古い蓮根を取り除き、土も入れ替えて肥料を加えた事、そして何より太陽光や水という自然の恩恵を受けたことによって綺麗な花を咲かせてくれます。

 

いろいろな縁が重なって花が咲く!我々の日常も一緒ですね!

 

さて蓮の花が終わる一方(蓮が終わるワケでは無い!)、庭の傍にシュウメイギクが咲き始めました。こちらは瑞巌寺中興開山雲居禅師の塔所である大梅寺さんからずっと以前に頂戴したものです。暑い暑いと言いながらも秋の足音も感じます。