モーニング娘。デビューに揺れた90年代後半
当時かっぱ三郎がバンド活動していた事は
周知の事実である
先日、当時使用していたギターと
同一モデルを偶然発見し、購入したのは記憶に新しい
「あの頃使っていたギターはマン庫に売ったんだ」
「いくらだったのか、そしてその金をどう使ったのか覚えてないけどね」
「そして先日、あのギターと同一モデルのを見つけたんだ」
「その瞬間、必ず手に入れなければならないと感じたよ」
「なんとか家族を説得してね(笑)何本か手持ちのギターを売却してその金で購入したんだ」
「何故か娘にはプリキュアのマイクを買うハメになったんだけどね!!(大爆笑)」
「今回買ったギター、実はネック(ヘッド)折修復歴があるんだ」
「車で例えれば事故修復歴アリと同等で敬遠されるフシがあるよ」
古き良き思い出が、当時の燃えるような情熱が、一滴残らず凝縮されている。
過去を清算するには勇気がいる、その勇気と、90年代を激しく駆け抜けようとする屈強の精神性が
美しいハーモニーを奏でたアルバムと言える。
「それでもイイと思えたんだ」
「例えるなら風俗で嬢にタトゥーが入ってたら秒でチェンジするんだが」
「それでもイイとそのままプレイ続行するのと同じだよ!」
風俗優良店は進化し成長する過程で、何かを捨て何かを得る。
在籍嬢の中でチェンジの可能性を考えるのはいわば当然の策である。
チェンジ乱発の背景には捨てるものは何もないといったデヴィッド・カヴァデールのがむしゃらなエナジーが隠されていた。
「古いギターにありがちな重さも健在だよ」
「重さには慣れてるつもりさ」
「だけど見取り図の盛山に似た女性を相手にした時は生きて帰れないと思ったね」
結局、どんな嬢でもソングライティング(プレイ内容)の質の高さという原点に立ち返る事実を示したばかりでなく
トリオ編成(3P可)であることの意義を見つめ直し、最後に自然体であることの有効性を
見事にプレイに反映させたのである。
「某代官が若い頃に使ってたのと近い個体というのもポイントだよ!」
「もちろんワタシにはこんなイイ音出せるワケないが(爆笑)」
「でもそういうポテンシャルを秘めてる可能性があるという意味では素晴らしいギターだと思うね!」
「例えるなら、男優次第で態度を変えるセクシー嬢と同じだよ!」
彼らはすべてを楽譜にしてからプリ・プロダクションに挑む。(性的な意味で)
そして完成したものは、機械的な感じに聴こえず、リズムがお互いにカッチリとはまり、整然としたサウンドに仕上がるのだ。(性的な意味で)
【’23.10.14 伊東性測/SEI-ITOH】