2019年6月21日~23日、大邱市寿城区医療観光FAMツアーに参加させていただきました。
その様子を、数回に分けてリポートします!
大邱市寿城区医療観光FAMツアー その2に続き、いよいよ初めての韓医院での治療を受けます。
題して、「春の花粉症、黄砂、PM2.5から鼻を守る!」
「コビー韓医院」。
こちらの病院は、鼻疾患の治療に特化した韓医院として、伝統的な韓医院の原理と、西洋医学の
客観的検証方法の適切な調和による鼻疾患の治療を行っています。
日本じゃ、耳鼻咽喉科はあっても、鼻疾患の治療専門・・・の病院について・・・私が、知らないだけなのかもしれ
ませんが、初めて聞いた専門医院です。
伺う前は、単に「アレルギー性鼻炎、花粉症の治療に特化しているのか・・・」と思い込んで
いたのですが、韓国では、鼻に疾患がると、集中力を欠くこともあり、子どもの体の成長にも受験や身長の伸び
にも影響すると考えられており、このような専門医があるのだそうです。
先生は、この方。
韓国の病院?!言葉はどうするの?
こんな不安がよぎりますが、ご安心ください。ここは、「メディカルシティ寿城区」。
医療の専門用語もわかりやすく通訳してくださる方がいらっしゃいます。
まずは、問診表に記入して、
早速、一人ひとり、診察開始です。
私は、鼻の粘膜が弱いことがわかっていたのですが、特にここ数年、花粉の季節は鼻水に悩まされて
います。そのことをご相談しようと思い、待っていたのですが・・・診察を待つ間に、改善のための治療を
体験しました。
まずは、赤外線療法。
赤外線で鼻を温めます。
赤外線で鼻腔粘膜をあたため、微細欠陥の拡張と欠航を改善して血液量と酸素量を十分に供給する
次に・・・
温熱療法です。
祖運証した細胞を早く再生させ、アレルギー刺激を受けた鼻腔にレーザー温熱を利用して
ウイルスと細菌の活動を弱化させるそうです。
鼻の穴に・・・特段何も感じないのですが、これでよいそうです。
そして、酸素療法。
脳に十分な酸素を供給することによって正常な脳機能の活動を助けてくれるとのこと。
す~っとするアロマの香りとともに酸素を吸って・・・旅の疲れも回復しそうでした。
診療の順番が回ってきました!
記入した問診票をもとに先生の診療開始。
いろいろとお話をして、鼻の中をチェック!
この日は、ちょっとだけ粘膜が過敏になっているとのことで、お薬を塗っていただき、手には
起き針。耳の下あたりに、温熱灸をしていただきました。
なんともイケテない姿ではありますが、みんなでやれば怖くない!
人前でこの姿でしたwww
私は、この後、鼻水がたくさん出てきました。
そのあとは、スッキリ!最後に、また、韓方のお薬を塗っていただき、終了。
そして、今回は、鼻の粘膜がしないように塗り薬を処方していただきました。
治療を続ければ、過敏な粘膜も少しずつ治っていくようです。
【処方のお薬】
鼻粘膜細胞を落ち着かせ、保湿を与えて細胞を正常にするスプレー。
鼻の疾患に効く、塗り薬。
治療プログラムは、下記をご参考になさってください。
今後、大邱を訪れる際には、通院してみたいと思います。
治療は、その症状を緩和するのに気長にやったほうがよいと感じているからです。
もし、こちらの病院について、日本語で相談されたい方がいらっしゃいましたら
寿城区観光課ののチョ・スンソンさんにメールでお問い合わせください(日本語可)。
メールアドレス: medicalsuseong(a)korea.kr <(a)を@に置き換えてください>
コビー韓医院(코비한의원) 大邱本店
所在地 大邱広域市 寿城区 東大邱路59ギル8-12アップルタワー5F
(대구광역시 수성구 동대구로59길 8-12)
最寄駅 大邱地下鉄2号線泛魚駅
TEL 053-753-9795
診療時間 月・火・金曜 10~19時 ※お昼休みがあります
水曜 10~21時
土曜・祝日 10~17時
第2・4日曜 10~14時
※完全予約制