劇団創立の精神に立ち返る・・・
新世紀21世紀を迎えるに当たり、
グローバル化の叫ばれる中、
創立メンバーは額を寄せ合って考えました。
奪い合い、争い、覇権、殺戮、弱肉強食の世紀と総称された20世紀から、
分かち合い、理解と融和、相互尊重の21世紀へ・・・
そのためには、グローバルの名のもとに、置き去りにされる個の存在を
見つめなおし、もう一度しっかり見直そうという話に至りました。
いつの間にか忘れ去っていたもの、
あって当然のさまざまなもの、
身近過ぎて気にも留めていないものや事々・・・
いったい自分は何故、何をするために此処にいるのか・・・
コミュニケーションとはいったい何だろう・・・
それらを深刻に考えてみよう。
わが劇団アドックは、
ここから出発したのでした。
劇団アドックは創立以来、
この問いかけを自らに、作品の中にし続けています。