孤独 | 演劇人生

演劇人生

今日を生きる!

妹の連れ合いが世を去って2ヶ月になる。

一人になった妹から電話があった。


人生に孤独はつきもの。

1人でいて寂しいのは当たり前なのだ。


だが、

1人の時とは違い、

2人でいて味わう寂しさは一層深いものになる。


1人でいて感じる孤独は自らの心によって慰めることができても、

2人でいて味わう寂しさはそうはいかない。


それはお互いの悩みなのだ。

相手の寂しさに寄り添いたいと思いながら、

なかなかそれを出来ないのも人間なのだ。


だから人は孤独からは逃げられない。


ただ、

きみが寂しいときは、

相手も寂しいときだということをわかって欲しいと思うのだが・・・


2人でいるときは、そうも行かなかったろう。


だが、どうだ?

今また一人になって・・・


その妹から、

「元気?」

そして、

「がんばってよ」

という電話だった。