タンポポに敬意 | 演劇人生

演劇人生

今日を生きる!

身近なものに心を向けたい季節だ。


季節が風にのってやってくる。


金木犀の香りだ。


自転車で虎ノ門から溜池山王へ向かう。



信号で止まり、ついた元に

珍しく日本タンポポの小さな花があった。


踏まないよ・・・安心しろ。


上目づかいが気になるなァ。


貴公の名前を拝見したことがある。

蒲公英

爵位でも持っているのかと驚いたことがある。


土筆(つくし)、蓼(たで)、露草(つゆくさ)、薺(なずな)・・・

どれをとっても庶民的だ。

ギシギシなど漢字名が出てこない。


それに引きかえ、

雑草とは思えない立派なお名前をお持ちでいらっしゃる。


「元気でいらしてくださいたんぽぽ様」

12月は O・ヘンリー原作「最後のひと葉」

 最近少しずつ復帰してきた

   日本タンポポの可憐な姿


敬意をもって挨拶をした。