一昨日の朗読会が終わって、
研修をしている教室に戻ったとき、
「葉っぱのフレディ」を朗読した田中さんから
このような話が提示されました。
稽古をしているときには一切感じていませんでしたが、
老人ホームの皆さんの前で朗読していて、
葉っぱのフレディが「死」の話をするところに差し掛かったとき、
ドキッとしたというのです。
こんな話をお年寄りを前に、していいのだろうか・・・
このような思いに襲われながら、
朗読を続けていいのかどうか迷いつつも、
続けていたというのです。
ぼくはぼくなりの考えを述べましたが、
その前に、みんなの考えを聞いてみるべきだったと反省しています。
これをお読みいただいた方のご意見はどうでしょうか。
お寄せいただければ嬉しいです。
因みに、観客の皆さんは70歳以上がほとんどで、
80歳、90歳の方々が多い構成でした。
また「葉っぱのフレディ」は、
大きな樹の一角に生まれた一枚の葉っぱの生涯を
物語にした童話です。
命あるものはいずれは死ぬが、
死とは、その命が変化することであり、
消滅するものではない。
世代を超えて受け継がれていく・・・という話を、
周囲の葉っぱ仲間とのやり取りや、
四季の移ろいの中で描かれている物語です。