命がけでどうぞ! | 演劇人生

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今日を生きる!

このようなときですが、

9月に実施する公演作品の重要な役どころを担ってくれる俳優を探しています。

応募はこちらから・・・ http://www.ad-hoc.jp/gekidan/bosyuu.html

※劇団員申し込みの書式になっていますが件名に「出演者応募」と書いてください。

三浦綾子原作 神尾哲人脚色 伊藤豪演出

麻布演劇市 港区麻布区民センター共催

劇団アドック公演
「劇団生活」そこに生きる道を見つけて久しい。

        上演作品「母」題字

役名・・・小林多喜二(17歳~29歳)


いままた脚光を浴びることになった小林多喜二

その生涯はあまりにも短く鮮烈なものでした

「劇団生活」そこに生きる道を見つけて久しい。
秋田県、現在の大館市釈迦内に生まれ、5歳から
小樽に育つ。

小説家として上京して後、スパイの罠にはまり治安維持法違反で逮捕。

築地署において拷問の末、2月20日殺害された。


「劇団生活」そこに生きる道を見つけて久しい。
  小林多喜二の代表作「蟹工船」

「劇団生活」そこに生きる道を見つけて久しい。
「劇団生活」そこに生きる道を見つけて久しい。
     着物姿の多喜二(素描画)

正直申し上げれば、難しい役です。

この役を通して、俳優は必ず、大きく成長します。


しかし終演後、「勉強になりました」とだけは言わないで下さい。

上演作品を通して勉強されては困るからです。

小林多喜二を生きたいという思いで挑戦して欲しいのです。

それこそ命がけでぶつかってきて頂いても大丈夫です。

がっちりと受け止めますからご安心下さい。


ここまでは、阪倉忠士が書きました。

以下は、演出の伊藤豪の弁です。


「ブログ等を通して来て頂いた役者さんで、

結果成功した例の少なさの原因は何処にあるのかを考えています。

演出の自分にも問題がないとはいいません。

しかし、演技について安易な考えを持っている人が多いのも確かです。

第1に、プロフィールと写真は信用するなといわれるように、

「ここまでやっているなら信用しよう」が通じないのは悲しいことです。

劇団アドックは、他の劇団と較べて、演技に対してシビアです。

目線の位置から瞬き一つまで指摘し問題にします。

どちら側の足を、どちらに向けてどの程度進めるか、そしてそれは何故か

その必然性を問いかけますそれを考えるのは役者の仕事だからです。

客席に向けた演技は一切求めません。客席に阿るような演劇は求めません。

客席「うけ」をねらうお芝居は一切必要ありません。

そこに生きる人が欲しいのです。

感じて、考えて、語り、笑い、泣き、恋をし・・・そうして生きる人です。

人が生きる素晴らしさを表現するには、

あなた自身が素晴らしい人でなければなりません。

素晴らしいあなたをお待ちしています。

いや、素晴らしい人になりたいと思う人でもOKです」

演出 伊藤豪



それから劇団アドックにはチケットノルマは一切ありません。

http://www.ad-hoc.jp/gekidan/bosyuu.html