「母」(8) | 演劇人生

演劇人生

今日を生きる!

2011年9月に上演する「母」の

キャンペーンを展開しています。

東京公演での感想文を引き続き掲載します。


■回りまわって手に入った招待券で来ました。

家族についても親子についても、いや、人間として、

人についても考えさせられました。

これは一生わたしの脳裏に残り続けるだろう。

いい演劇をみたというよりも素晴らしい人たちに

会えたなっていう気分。

母の三園さんは、多喜二の母ってこういう人

だったんだと思わせたし、兄弟のつながりも

いい連中だなとしみじみ思わせたし、

パンフレットにあった

「普通のことや当たり前のことを大切にする人たち」
に感動しました。

帰りに観劇料を払いたくなったほどです。


■以前○○座の「母」を見て、

同じものだと思っていたら全然違うのでびっくりしました。

同じ三浦綾子作品なので○○座とアドックという劇団は

どうなのか比べてみようと思ったのです。

○○座を見たときもいい劇だなと思いました。

でも全然くらべものにならないくらい

今見た「母」に感動しました。

今まで全然知らない劇団ですから、

どんなものかと思っていたがすごいですね。

ついこの前、三浦綾子さんの「銃口」も見て来ました。

でもこれもくらべものにはなりません。

本当に深いところで人間について考えている

劇団だなあと思いました。3時間は長いが、

2時間ちょっとのように思えたし

舞台に釘付けになりました。
これからもがんばってください。


(解説)

初演の舞台は3時間20分でした。

その後、帰りの電車時間等の問題もあり、

2時間30分に短縮しました。

ここの掲載した評の舞台は初演同様のものです。

(関係写真)
劇団生活
         カーテンコール(豊島区)

劇団生活
             記念写真(天童市)

劇団生活
           カーテンコール(六本木)

劇団生活
          終演後三浦光世さんを囲んで