昨日、
子息が引き篭もっているという父親にあった。
20年以上の引きこもりだという。
「私は、自分が死ぬまで息子をみてやろうと思います」
という。
「だったら、今すぐ死んであげたほうがいいのでは?」
口から飛び出そうになったことばを飲み込んだ。
・・・おれはこの男を裁けない。
近々、子息に会えると思う。
いや、会いたいと思う。
ぼくの甥も3年間引きこもった。
彼は自分の精神で立ち直った。
また、息子を引きこもり寸前まで追い込んだ経験を持つ。
夫婦喧嘩が元だった。
引き篭もりも、原因はさまざま。
ただ、今回は、明らかに父親に原因がある。
人一人、篭りきりでいるなんて、
可哀想過ぎる。
「あゝ、ここに生きる場所があった」
そう思えるところがかならずあるはずだから・・・
親は裁かなくても、早々に死ぬだろうし・・・