教えられる・・・Ⅴ | 演劇人生

演劇人生

今日を生きる!

きょうは一日をチラシ作りに費やしました。
そして、やはり中学生の感想文を掲載しようと思いました。
寄せてくれた10代の心に、ぼくだけが触れることに、
申し訳がない・・・そんな思いに駆られたからです。
「母」という作品を観て、
自分の母に思いを馳せ、
「母がいて、わたしがここにある・・・」
そのように思った学生が殆どだったと思うが、
「お母さんのいない子どももいましたが・・・」
今更ながら、その母に感謝したいといっていました。
先生が、ある生徒の後姿に目をやりながら教えてくれた一言に、
胸を詰まらせたのを覚えています。

やはり3年生の女性との感想文です。

「母」をみて、私は半分感動して、半分寂しくなりました。


初めの半分は、母、セキそのものに感動し、残る半分は、
セキはこれでよかったのだろうかと疑問に思い、

その疑問が寂しさに変わりました。

セキの生き方はとても真似の出来るものではないと思いました。


パンを盗まれたら、普通怒って犯人を捕まえたりするのに、
よほどお腹を空かしていた人かもしれないと言って、

子どもをしつけました。

そんなセキの優しさが多喜二にも伝わり、

多喜二も人のために働くようになりました。
そんな多喜二が殺されたとき、
正直者が損をしたような気持ちになり、とても悔しかったです。

セキには、そのように育てたことに

何の迷いも悔いもなかったのだろうかと思って、少し寂しくなりました。

今回、この舞台から学んだことは、
優しさは人に伝わっていくものだということです。
人に優しくされた人は、
人にも優しくすることができるのだと思います。
逆に、優しくされたことのない人は、

人にもやさしく出来ないと思います。

私は今後、優しさの輪が広がることを願って、
これまで優しくされた分、人に優しくしていきたいと思っています。