90何年ぶりという地震が沖縄を襲った。
被害に合われたみなさんにお見舞いを申し上げます。
南米チリをも大地震が襲った。
津波の被害も出ているようだ。
日本の太平洋沿岸にも押し寄せて来ている。
沖縄は横ずれの断層型地震だと聞いたが、
大きな被害がなかったとはいえ、怪我を含めた被災件数が
100件近かったという。
チリはこの比ではない。
生きているのは人や動物、草木だけではない、
この地球の、岩盤深いところですら同じだということを
思い出させようとしているように・・・
「宇宙の地球も、お前達人間のものだと思うな」
・・といわれているように思ってしまう。
沖縄も、
時期が基地問題に揺れている最中だったこともあり、
沖縄の地殻も怒っているのでは・・・
いろいろなご意見もあろうが、
50年前の安保改定と闘った一人として、
よくも此処まで辛抱して同盟を結んできたものだと思う。
軍備で平和を守れるという幻想から、
いつになったら抜け出せるのだろうか。
国を守るといっては国民に命を捨てさせた歴史。
天皇と国家の名のもとに未曾有の悲惨を生み出し、
殺戮を繰り返した歴史・・・
そこから何を学んだのだろうか。
やはり防衛の名のもとに軍事力の増強と、
豊かさへの飽くなき欲望・・・
攻められる前に力を蓄えるというが、
国の安全は仮想敵国をつくることなのだろうか。
泥棒論や鍵論が飛び出すが、
国際問題は外交交渉という話し合う機会ガある。
強盗や泥棒等、話し合いなどありえない関係の事例を
外交問題と同じ土俵に持ち出して論じている。
社会民主々義といういうのは、
どっちつかずの危険性を宿しているように思えてならない。
かつての村山政権の右傾化や、今度の基地問題や、
良さそうに見えるマニフェストと実際の隔たり等々・・・
政党助成金や歳費の問題も
仕分け作業に入れてもらいたい気がする。
震源は至るところにあり・・・
そんな気がしてならない。