「綾子・光世 響き会う言葉」
頂いた本の中に、
三浦綾子さんの著作からピックアップされた
言葉の数々が、夫君の光世氏の言葉と
合わせページで掲載されている。
その中の一つを取り上げたい。
綾子さんの言葉だ。
その傷に薬を塗り
ほうたいを巻いてやる以外
人は断じて
他の人の傷に触れてはならない
どうという話ではない当然のことだが、
軽いお笑いに慢性的に触れていて、
人の心の傷さえも笑いに付する傾向がある。
自分に照らして・・・という以上に、
その自分をもっと丁寧に見つめ直す・・・
そこから出発するべきではないだろうか
氷山の一角・・・見えていない裏にある
厖大(ぼうだい)を考えられるようでありたい。
自らへの警鐘をもこめて・・・・
ここから余談だが、
政治にも反応や行動の早さが求められている。
じっくり考える、自分の視点を数度でもずらしたり、
下ろしたりして考えることも必要なのではないだろうか。