「君には懐かしいだろう」
・・・と、大学時代の友人から写真が・・・
大学時代に上演したサルトル作
「悪魔と神」の舞台写真を送ってきた。
善をもって神に挑むゲッツを演じた。
手前はヒルダがいて、
奥の十字架の下に座っている男が
ナスチを演じた祖父江文宏だ。
彼は群像座へ、 僕は民藝に行き疎遠にった。
名古屋の実家は寺だった。
彼は、途中からは実家に帰り、
幼稚園の園長を皮切りに
養護学校をつくり理事長などを務めながら、
児童虐待を防止する活動に、
熱心に取り組んでいたようだ。
ひょんなことで電話したが、
僕の耳に飛び込んできたのは
思いがけない「逝去した」のひと言だった。
多くの子どもたちに親しまれ、
運動の成果を体感したであろう彼が、
50代の半ばで世を去らなければならなかった。
かれは、子ども虐待防止ネットワークあいち
で活躍していた。
こんな記事を書いた後だが、
ぼくのアルバムの中に、同じ写真が・・・
楽屋でメークしている写真とともに残っていました。
最近、忘れっぽくなったのかなァ・・・